孤独な高齢者と猫

ボラ友のなまはげさんが、御殿場の猫達の現場で、オマケのように抱え込んでしまった、御殿場のお婆ちゃんの話を、まだ見ていない方はどうぞ見てください^^;


このお婆ちゃんの話を聞いた時、10年間ずっと忘れられないことがまた頭をよぎりました。

それは、まだ猫ボラでもなんでもなかった10年前。
寒い小雨の降る夕方、近所の商店街に夫婦で出かけた時の事です。

商店街と言っても、「△△銀座」と名前のあるこの商店街、さびれ果てていて、ほとんどお店が閉まっています。
まして、小雨の夕方。行けども行けども開いているお店はありませんでした。

その時、小さなお婆さんに会ったんです。

お婆さんは、危なげな手つきで傘をさし、一人でよちよちと歩いていました。
最初、私達は商店街の入り口で御婆さんを追い越したんです。

それが、30分ほどして引き返してきたら、最初の場所からまだ何メートルも離れていないところで、お婆さんは相変わらずよちよちと歩いていました。

実は、知る人ぞ知る、私はババ専でして^^;
とてもほっておけません。

「お婆ちゃん、ダイジョウブ?どこ行くの?」
話しかけると、お婆さんは、「キンメダイを買いに行く。」と言うのです。

「お婆ちゃん、それどうしても要るの?この先もう、お店どっこも開いてないよ。」
「キンメの煮付けを作ろうと思って・・・。」

見たら、髪にはガーゼを留めるテープと、包帯代わりのネットが引っかかっていました。(ガーゼはなし。)
聞いてみると、「この前転んで救急車で運ばれた。ついこの前だ。」とーー;

「今日はキンメはやめて別のにしなよ。もうお魚屋さんもスーパーもなかったよ。送るから帰ろうよ。」

お婆さんは、歩くのも限界だったようで、へたりこんでしまいました。
だんなに、大通りまで出てタクシーを呼んできてもらい、おばあさんの家まで送りました。
お婆さんのおうちは、よくある2階建てのアパートの1階で、中は・・・ゴミ屋敷でした・・・;;

お婆ちゃん、ダイジョウブ?食べるものあるの?家族いるの?

「ダイジョウブダイジョウブ。アリガトアリガト。」と言いながら部屋によちよちと入っていくお婆さんを、
私達は心配しながら、そのまま置いて帰ってきてしまいました。

今なら何かもっとできたのにと思うんですが、当時はなんの知恵も浮かばず、
後で訊ねようかと思ったけれど、雨の夕方タクシーで行ったそのアパートはどこかわからず。。。

あのお婆さんはあれからどうなったのだろう?(きっととっくに亡くなってしまったと思う・・・;;)

あのお婆さんや、御殿場のお婆さんのように、人の助けを必要とする人がいっぱい、
孤独にひっそりと暮らしているんですよね。

10年前のお婆さんのおうちには、動物はいなかったのですが、
御殿場のお婆さんのように動物をたくさん抱えた高齢者もきっとたくさんいるはず。
そうして、飼い主が倒れた時に、残された動物はどうされてしまうのか。。。

考えると、暗い気持ちになります。
人間の福祉も動物愛護も、日本はあまりにも問題山積みで・・・。



*******************************

       皆さまリンクや宣伝よろしくお願いします!!     
       ■ 多頭崩壊現場の猫達の里親さん急募 ■
e0144012_22134477.jpg


◆特に読んで欲しい日記◆

ねこひと会
里親募集中の子達
一時預かり、搬送協力急募です!

にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ にほんブログ村 猫ブログ 猫 里親募集へ

by yukimomoko | 2010-03-16 14:42 | 猫活動・日本の愛護事情  

<< メールが消えてしまいました 多磨霊園の捜索 >>