ボラ批判する人へ

TNRでリリースされた猫がどのくらい生きるか?と言うと、環境にもよりますがほとんどは短い一生だと思います。
「この子はかれこれ15年もここにいるのよ~。」なんて言われる子も意外と多いのですが、それでもやはり平均はせいぜい数年。
短いと1年以内に事故などで死んでしまったり行方不明になったり。
餌がたっぷりの餌場の子でも明日をも知れぬ命という点は変わりありません。
悲しいけれど、外に戻すと結局「自然淘汰」ということになってしまう。。。

けれど、私は言いたい!
自然淘汰で良い!なんて思っているわけないじゃないんです!
リリースする時、「ごめんね、怖かったね、保護してあげられなくてごめんね、気をつけてがんばって生きていくんだよ。」と、
そして神様に「どうかどうか、できるだけお腹を空かせることなく、苦しい思いや怖い思いをせず、できるだけ長生きして最期は安らかに死ねますように。」と祈りつつ、リリースするのです。

術前の検査だって心配じゃないからやらないのではないんです。

TNRする猫達は、通常は手術のみ。
もっと心に余裕が出ると、ワクチンや駆虫もする。
(↑お金の余裕ではなく心の余裕)
私も、私の周りのボラさんも、ほとんどが後者ですが、術前の血液検査まではしていません。

つまり、もしかしたら腎機能が悪いかもしれない、肝機能が悪いかもしれない、エイズや白血病のキャリアかもしれない、という猫もきっとたくさん混じっています。

保護猫や飼い猫の場合、手術前にちゃんと検査し、問題があれば手術を悩んだりしますよね。
手術のストレスで病気の悪化や発症があるかもしれない。。。と怖いからです。
けれど、野良ちゃんだと、やらない。と言うか、やれない。

年間20匹も30匹、多いと50匹、100匹・・・、やっぱり金銭的にも(いくらご支援をもらっても、助成金をもらっても)無理。。。
ぱっと見の様子で問題なさそうなら、運任せで手術するしかないんです。

それで、家猫と違って、健康管理の行き届かないお外にリリースするのですから、一体手術の影響でどれくらいの子が死んでいるのか、本当のところはわかりません。
怖い作業です。



してもしてもいっこうに減らない野良猫。
繁殖させている人、遺棄する人がいなくならない限り、この辛いTNRもなくなりません。
けれど逆に言えば、繁殖制限、安易な飼育禁止が普通になれば、野良猫は確実に減り、TNRされる子達も万全の体制で手術を受けさせてあげられるようになるかもしれませんし、すべての子を保護できるようになるかもしれません。


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by yukimomoko | 2010-03-20 13:51 | 猫活動・日本の愛護事情  

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