ゆきももこの猫夢日記

おとめの事

可愛いおとめ
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6日にお届けした被災№c133おとめは、本当は飼い主さんの元にいつか返すことを前提にした長期預かりさんを探す予定でした。

でも、最近、被災猫自体への問い合わせも減って、無期限どころか短期預かりすらあまり見つかりません。
殊更「長く預かっていつか返す」ということが悲しいからと言って躊躇している方が多いのです。

30日の里親会で、おとめを気に入ってくれた里親さんもそうでした。
おとめをすごくすごく気に入ってくれて、1時間以上もずっと会場にいて乙女を見ていました。

実は、おとめは可愛く小柄な外見と違って気が強く、猫と流血の喧嘩をするのです。
だから、同じ飼い主さんの猫・幸作が、飼い主さん宅に帰ることになった時も、私が「ついでにおとめちゃんも一緒に引き取ってくださいな」と言ってみたんですが、「おとめは小夏と最悪(の仲)だから・・・。」と言って引き取ってもらえませんでした。
先に飼い主さんの元に帰った小夏も、同じ飼い主さんの子なのです。

私はその時思いました。
(小夏との関係が最悪という理由で)今がだめなら、ずっとだめなんじゃないの?と。


おとめは人にはべったりの甘えん坊で、うちにいた時も私や夫の胸の上から離れませんでした。

おとめは、1匹飼いで蝶よ花よと育ててくれるおうちが向いている子なのです。

けれども、飼い主さんは元々10匹の多頭飼いで、
震災で1匹が亡くなり、8匹が無事保護されて、残り1匹がまだ未保護。

以前は出入り自由飼いだったから、小夏もおとめもそこそこ折り合いをつけて暮らせていたのでしょうが、今度自宅を購入し引っ越したあとは完全室内飼いにするつもりです。
小夏とおとめだけでなく、フクちゃんとも最悪の仲。
しかも、その引越しの目処は未だまったく立っていません。

これから東京で、長期預かりさんが見つかったとしても、1年後、或いは2年後、こちらの環境にすっかり馴れてのんびり暮らしているおとめを、また多頭飼いの飼い主さん宅に戻すのは、おとめが可哀相だと思いました。

それにおとめは、若くもないのです。
いくら本当の飼い主の元だと言っても、2年もして環境が変わることは、おとめにとってどのくらいストレスになるかわかりません。

そこで、私はその場で、飼い主さんに連絡をして、おとめにとても良いご縁が来ているのですが、譲渡を希望されているので、ご家族で話し合ってみてくれないか、と提案をしました。

そんなことを言うのは辛かったですよ。
けれど、いつかはこういう話をしなくてはいけなくなることが来るのでは、という心づもりもありました。

里親希望さんは、飼い主さんの心情を最優先にしてください、と言ってお帰りになりましたが、飼い主さんからはすぐ、家族でおとめの幸せのために里親さんに出すことで話がまとまりました、と連絡がありました。

きっと、おとめの性格を誰よりも知っているからこそ決めた決断だったと思います。

可哀相で可哀相でたまらなかったのですが、おとめのためだけを考えれば、良いようにまとまったと思いました。(おとめはうちでも毎日隅にじっとして、流血の喧嘩、ぴりぴりとして暮らしていました)

次の日、私は飼い主さんにメールしました。
「昨日は酷な決断を迫って申し訳ありませんでした」と。
すると、こんな返事がきたのです。

「昨夜は兄と夜中まで揉めました。一緒に住めないなら保護依頼しなきゃ良かったじゃないか、と兄は言いました」と。
そして「保護したのは私たちのエゴだ」と。

思わず私は、保護したのがエゴなんてとんでもない!みんなあんなに甘えん坊な子が生きて待っていたのに!と怒ってしまいました。

そのあとは「おとめの幸せのために私と母の意見は変わらないので大丈夫です。里親さんによろしくお伝え下さい。」と続いていましたが、私はお兄さんの「保護しなければ良かった」という言葉と、仲良しだった飼い主さんご一家が、私の提案のせいで喧嘩をしたことがとても悲しくなりました。

私は間違っていたのかもしれません。

けれど、やっぱりおとめの性格や年齢、猫の、家につくという特性、飼い主さんお見通しのない生活状況など考えると、やっぱりおとめは里親さん宅にお願いするのが一番良いと思えました。

6日におとめお届け無事終了。。。

里親さん宅で、おとめはケージなんか不要なくらい、まったく怖がらず、すぐに部屋中を探検して、「ここ猫いない?いないわね?ここ私のお城ってこと?」とでも言うように、あちこちスリ~っと顔を擦り付けて匂い付けし、お腹を見せてごろごろしました。

嬉しいの、よかったね、うちでは緊張していたものねえ。

里親さん達も「可愛い子が来てくれた、可愛い子がきてくれた」と大喜びでした。

おとめ、一ヵ月半しか暮らしてない私だってあげたくなかったよ、可愛いおとめ。

飼い主さんは思い出もたくさんある分、本当に辛かったでしょう。
でも、おとめの幸せのために泣く泣く手放してくれたのでした。


おとめ、良かったね、ずっと可愛がられて長生きするんだよ。。。

少し心に苦いものが残ったおとめのお届けでした。

今後はこういうことが増えてくるのかもしれません。


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