~ゆきももこの活動日記 - 里親さん募集中 - ねこひと会

by yukimomoko

虐待の相談(過去日記)

(※思うところあって、過去に一度アップした記事を再アップします。)

2009年 04月 15日

2月に、医療従事者関係の友人からの虐待相談がありました。

去年、私ではないですが、子猫の譲渡について元親と里親さんで揉めた件がありました。

この時の里親さんは、病気を患っていて、とてもじゃないけど子猫を育てられないくらいの状況だとお届けのあとでわかったのです。
元親はお届けした後で悩んだ挙句里親の母親に話して、猫は無事に取り戻したのですが、里親本人は猫を奪われたことで半狂乱になるし、母親も、猫を返したとはいえ本音はまったく納得はしておらず、里親の母の友人 Aさんという人も怒り狂い、一緒になって元親のボラを責めまくり、元親とAさんを仲介した私にも、Aさんから非難のメッセージがきました。

その時の返信を基にした日記はこちらです。

猫が好きだというだけでは猫は育てられないこと、私達は猫を育てられない人には譲渡できないこと、事前に病気についての話がご家族からあればそれなりの確認事項があったし、その結果では子猫を渡さなかったかもしれないこと、など説明しましたが、「猫をもらうのにどうしてそんな事まで話す必要がある!」とますます激怒してしまって、結局、そのご家族と友人には私たちの活動の意味を理解していただくまでに至りませんでした。

その後、その里親さんは動物病院からもっと小さい子猫を譲り受けたと聞きました。
もちろん、ちゃんと育てられるか心配でしたが、一生懸命ミルクで育てていると聞きました。
運良く無事に育ってくれれば、あとは立ち入れる話ではない・・・。

ところが今回の相談・・・その時の子猫が、虐待されているというのです。
そのことを偶然聞いた人が、どうしたら良いかと私に相談してきたのです。

この相談をもらった時、すごくショックでした。
やっぱり・・・という気持ち、虐待している本人(元里親)への憐憫、病気の娘に乞われるままに生き物を与えた母親のこと、色々ごちゃまぜになって・・・

加害者である元里親さんよりも、私達の言葉に耳を貸さずに猫を与えた母親や友人Aさんに対しての怒りのほうがどうしても起こります。

加害者は被害者でもあるのではないか。。。 どうして家族がいながらこんなことになるのか・・・。

そして、事前に防げなかった自分の無力さも悔しい。

もちろん、私にとって一番心配なのは、色んな手助けがある人間(里親)よりも、誰も助けてくれない子猫(すでに中猫に育っている)のほうです。

子猫はいったい無事なのか?どれくらいのダメージを受けているのか?

相談者の話では、拳で殴ったりお腹を蹴り上げたりしていたらしいが一応命は無事だという。
けれど母親は、自分の娘(加害者である元里親)のことで精一杯で、猫の世話などとてもできそうにない状態だと言う。

聞いただけで胸が潰れそうに痛みました。
自分がミルクで育てた子猫を蹴り上げるなんて・・・。
その病んだ心が、辛い。。。

我が家にはその時まだ、ネロネロちゃん、つくし、栞ちゃん、栞ちゃんの兄弟のジョニーとYaYaも残っていたし、カイちゃんと雛ちゃんの調子も絶不調の頃でしたが、その子の事を思うと私にできることは一つだけです。
「保護するから一刻も早く連れてきて!」と言いました。

でも、相談者は手が出せないと言うんです。
相談者は、医療従事者。
加害者(元里親)は病気が悪化してほぼ強制的な入院。
たまたま相談者の勤務先が入院先だったらしいのです。
相談者はこの件を職場で偶然聞いただけなので、猫の保護についてを自分からそのご家族に話せないというのです。

患者の秘密保守の義務があるから・・・
それに、患者が入院中に勝手に子猫を奪って、病状に悪影響がないか不安だと言うのです。

正直腹が立ちました。
動物虐待は犯罪なんです。
犯罪を見聞きしたら、患者でも家族でも、隠すというのは同罪ですよね・・・。
これが、人間の子供相手だったら同じ考え方をするのでしょうか?
動物虐待は犯罪だという認識が浅いのでは?
それに患者の病状を思うなら、犯罪をこれ以上犯さないように阻止してあげるのも、医療従事者の務めなのでは?

相談者も重々わかっていると言うのです・・・。
でも色んな事情で手が出せない、としか言わない・・・。

私もできるだけ状況を汲んだアドバイスをしましたが、相談者が動いてくれない限り、ただの猫ボラおばさんの私にはそれ以上何もできません。
何しろその人の住所も入院先も知らないのですからどうしようもありません。
相談者は私に辛い話を聞かせただけで、私が知りたいことはどうしても口を割りませんでした。

大きなボランティア団体でも、行政の愛護推進員でも、虐待や不適切飼育者から動物を保護する権限がないので、こういうケースは悔し泣きするしかありません

結局、元里親は当分入院となり、猫はそのご家族がちゃんと世話をするし、愛情も持っているという報告が最後にありました。
それまでの話からすると、とても心から安心できる報告ではありませんが、私はそれを信じるしかないんですね。

たまに「癒し」のためにペットを飼うように勧める医者がいますね。
里親希望さんでも、本人ではなく「家族の(癒しの)ために」という問い合わせが割りとあります。

気持ちはわからないでもないですが、ペットは「癒し」のための道具ではありませんよね。
病んでいる人の癒しのためにと家族が考えるなら、その家族が責任持って育ててくださらないと・・・。
生き物を育てるということを、軽く考えて欲しくないですね。
もっと言うなら、ペットを育てるというのは食べ物をあげるだけではなく、愛情を与えて育てることです。

動物にも心があるんです。



↓ポチっと応援お願いします
にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ

ねこひと会では、福島原発被災猫の一時預かり様を募集しています。
ねこひと会で保護している被災動物一覧はこちら→
また、猫の移動の際の搬送ボランティアさんも募集しています。
詳細はこちら→

ペットを探している飼い主様に教えてあげてください!
飼い主さんが自分で投稿もできます!
【アニマルファインダー】

希望者には無料で送付します!
【被災保護動物リスト集を作る会・この子達を保護しています】

応援しています!
にゃんこはうす
e0144012_38464.gif


*******************************
リンクのご協力お願いします!
       ◆◆◆SOS!世田谷区連続猫虐待事件!◆◆◆
e0144012_5262467.gif

◆ゆきももこの特に読んで欲しい日記◆

ねこひと会・里親募集中の子達
一時預かり、搬送協力常に募集中です!

↓一日一ポチよろしくお願いします
にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ
by yukimomoko | 2012-03-21 23:23 | 猫活動・日本の愛護事情