ダニーちゃんトライアル成功(T▽T)

被災№59ダニーちゃんは、先月末から一か八かのトライアルに出ていました。
どうして一か八かなのかと言うと、ダニーちゃんは里親会に参加する時は必ずオシッコを漏らし、帰ってからは翌日いっぱいハンストしてしまうくらい、とにかく繊細で怖がり。
そして人馴れは、保護して1年半経ってもなかなか怖くて私も滅多に触れない子。
里親さんがもし、挫折してしまって出戻ることになれば、繊細なダニーちゃんの心の傷が増えてしまいます。
それに、里親さんのお宅にはちょっと気難しいお婆ちゃん猫の先住ちゃんがいます。
いくら里親さんが受け入れてくれても、先住ちゃんとの相性が悪ければやっぱり出戻りになります。

トライアルを決める時のこのリスクは他の猫達にももちろんありますが、ダニーちゃんの場合は、感じとして2割増しくらい危うい気がして、私もなかなか決め兼ねていました。

ではどうして、一か八かでも決行したか?というと、去年の震災、その後ボランティアが保護に乗り出した頃の初期の初期に、ねこさま王国とぷちぽん盛岡さんに保護され、うちにやってきたダニーちゃん。
それからすでに1年半以上もケージのままだったので、一日も早くケージ暮らしから解放してあげたかったのです。

うちにいた時のダニーちゃんは、私が見ている時に自発的に動いているのを見たことはありません。
私から逃げて、ケージ棚の下段から上段に上がる程度。

夏前に、大きめのケージをダニーちゃんのために仕込んで移動させてあげましたが、大きいケージになってもハンモックも使ってくれず、それどころか段の上がり降りすらしてくれない有様。

不機嫌ダニーちゃん
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せっかくダニーちゃんのために作ったのに使われなかったハンモック
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私は思うのですが、猫だって「監禁されている」という意識は持つのだと思います。
過去にもそう思っているに違いない、という子が何匹かいました。

保護ボラの場合、ケージで保護するのを余儀なくされる場合も多いですが、それはゆくゆくはもっと良い環境に移してあげる、移してあげたい、という予定・希望があってのことで、一生ケージ暮らしを強いる保護ならば、それは猫にとって一体なんなのか?ということになってしまいます。
(これは理想であって、日本の愛護事情は悪すぎて、保護ボラの意に反してケージ保護のまま、一生を終わる子もたくさんいるのが現状だと思います。)

ダニーちゃんはそこそこ高齢でエイズキャリア。
時々風邪を引くことと、口内炎が少々ある他は、食欲も旺盛で良いウンチ。
どちらかというと健康状態上々でしたが、ケージ暮らしを強いていた私にとって、ダニーちゃんは保護猫の中でも特に気がかりの子でした。

私はいつダニーちゃんが体調を崩すか、このままケージから出してあげられないままになったらどうしようと、不安で不安でたまりませんでした。

そして、里親さんと一緒に半年ぶりの健康診断に行ったら、案の定、腎不全の初期・・・。

受診のために洗濯ネットに入れられたダニーちゃん
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まだ初期ですが、腎不全は自然に治る病気ではありません。
確実に進行していくので、その進行をできるだけ遅くしてあげるしかありません。
けれど、里親さん宅に行きケージフリーにしたら、定期健診や投薬、食事管理は?
うちではできますが、ケージ暮らしのままになります・・・。

それで、里親さんと相談して、里親さん宅で人に懐かず家庭内野良になったとしても、病気のケアが万全にできないとしても、ケージから出してあげられて先住ちゃんとうまくいき、余生をのんびり過ごせるのであれば御の字だ、ということになりました。


お届けの直後のダニーちゃん
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洗濯ネットから出ても固まっているダニーちゃん
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新しい名前は金印の金々になりました^^

1日目は案の定のハンスト。オシッコもせず。大好きな退院サポートをシリンジで飲ませてもらう。
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2日目はオシッコを大量にしてゴハンも少々。
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3日目、ケージの中でも暖かい場所に移動していたので、だいぶ落ち着いたかなとケージを解放。
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4日目。先住のミケランお婆ちゃんは我関せず。
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外から見たら、ダニーちゃんは窓辺にいて外の景色を眺めていたそうです。
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里親さんが行くと納戸に隠れたけれど、引き出して普通に抱えて戻したそうです!
里親さんすごい!ダニーちゃん以上にワイルドだぜい!

5日目。行動範囲が広くなって、ミケランお気に入りの寝床で寝たりしていたそうです。(里親さんが行くと逃げるので写真はこんな^^;)
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6日目。里親さんに目くそを取ってもらう。
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鼻くそも取ってもらう。
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まんざらでもない様子のダニーちゃん
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そして昨日、ミケランと一緒にクッションの上でぬくぬくしているところを目撃されました。
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ミケランお婆ちゃんとは大丈夫そう・・・と言うより、仲良しになれたみたいです♪

これで出戻りもなし。
移動させた甲斐もある。
ダニー金々ちゃん、余生をのんびり過ごせそうです。

良かった TОT

写真は相変わらずあまり撮らせてくれないので、のんびり過ごしているようには見えませんが(笑)

掃除機をかけたら棚の下に避難しているダニー金々ちゃん。
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腎不全のほうは、治療食をうまく食べてくれるようになったので一安心。
もしかしたら2~3年?でも、でもできるだけ一日でも長生きして欲しい。
余生をのんびりね。幸せにね・・・。






※里親さんと言ってもダニーちゃんは被災猫ですから、正式譲渡ではなく無期限無償の、里親という名の預かり様です。飼い主さんが今ももしかしたら探しているかもしれないからです。ねこひと会で保護している被災猫の多くは、こうした里親様たちに安住の地を提供していただいています。

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by yukimomoko | 2012-12-18 14:05 | 【東日本大震災】  

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