~ゆきももこの活動日記 - 里親さん募集中 - ねこひと会

by yukimomoko

野良猫が可哀想だから餌をあげているだけなのに、

【質問】
野良猫が可哀想だから餌をあげているだけなのに、どうして不妊手術までしなくてはいけないの?どうして私がお金を出さなきゃいけないの?不妊手術なんて自然に反する人間のエゴなんじゃないの?

【お答え】
外で痩せた猫や汚い猫を見たら、可哀想で思わず餌をあげてしまう心はとても大切だと思います。また、可哀想だから餌をあげただけなのにお金を出すなんていやだと思ったり、人間の都合で不自然な体にするなんてエゴだ、という気持ちを持つのも、ごく普通の発想だと思います。
けれど、そうした考えの方は、日本での野良猫問題の現実を知らないか、現実から目を背けようとしているのではないでしょうか?
昨今の日本では、「野良猫は迷惑な存在」と思う人が大半だと思ってください。
猫達の、生き物としての自然な営みすら受け入れられず、排除しようとする人のほうが断然多いのだと。
単に可愛いから、可哀想だからという考えで餌を与え続ける人は、残念ながら「迷惑餌やり」としてたくさんの人に迷惑がられる行為なのです。
猫が好きだから、可愛いから、可哀想だから、という気持ちがあっても、その「迷惑餌やり」という行為のために、全国で猫が疎まれ、虐待や、地域住人のトラブルが多発しているのが現状です。

また、日本で殺処分される猫のうち、そのほとんどが、「どうして不妊手術なんかしなくてはいけないの?私は飼い主ではないし、手術はエゴだよ!」と言って餌だけをあげる、そういう人達によって生まされた野良猫の赤ちゃんであり、その数は年間約10万匹以上にも及んでいるのです。(H23年度174,742 成犬~子犬計43,606、成猫~子猫計131,136。)

時々、「そんなに野良猫を手術していたら日本の猫が絶滅するのでは?」と心配する方もいますが、この殺処分数を見ればそれが無用の心配だとわかるはずです。

環境省は、こうした殺処分数を減らすための「動物愛護推進計画」実地を各自治体に求め、H19.東京都を先駆けとして動物愛護推進10年計画が施行されました。
全国の自治体もそれに続いており、これらの中で「野良猫に餌をあげる人は不妊手術をしてください」と謳われています。

私達ボランティアも、殺処分ゼロを目指して、自分の猫でもなければ自分が餌付けしたわけでもない猫達の不妊手術活動(TNR)を無償で行っています。

かかる費用は行政からは出ていません。

餌付けしている方から回収できる場合もあれば、「どうして私がお金を出さなきゃいけないの?私は飼い主ではないし!」と言ってお金を出してくれない人もいます。

その場合は、餌やりの尻拭いとして、仕方なく自費で手術をするボランティアも多くいます。

日本の野良猫問題やボランティアの活動をまったく知らなければ、「餌をあげているなら不妊手術のお金まで出せ」と言われるのは、拒絶したくなるかもしれません。

けれど、今は無知・無行動であっても、真正無責任餌やりにならないで欲しいのです。
どうかこれからは、日本の野良猫問題に目を向け、あなたの餌付けしている猫だけでも手術をしてあげてください。

猫を「可哀想」と思う心をこれからも大切にして、あと一歩行動することで、責任のある猫好きさんになることができるのです。

※猫の手術がしたいのに捕まらない方は、各自治体の窓口にご相談ください。
※都内でお困りの方は当会でもご相談受け付けます。
代表連絡先 yukimomoko55nekohito@gmail.com

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by yukimomoko | 2013-04-04 18:02 | 猫活動・日本の愛護事情