当然でしょ!!…?

今日はボランティアの苦労話、聞くも涙語るも涙のお話ですよ^^;

ボラ友の捕獲手伝いで、手術の済んだ母猫のリリースをして、残っている子猫2匹を保護しました。

ゆきももこ久しぶりの現場復帰です^^v

しかしこの現場、またいや~な気持ちにさせられる場所でした。

経緯はこうです。

ボラ友が通りがかったお家のお庭に親子猫がちょろちょろしていた。
ちょうど家主(高齢の女性)が出てきたので声をかけると、自宅の庭で餌付けしている猫の手術をしたいけれど捕まえられなくて・・・と言う。

ボラ友は、「去年の子猫ももう春には子供を産むし、母猫もまた産むし、このままでは増えますものねえ。よかったら捕獲して病院に連れて行きましょうか? 費用はメス1匹で10000円弱になります。」と持ちかけた。

普通のボラなら誰でもそのように説明をするものです。

お婆さんは承諾し、後日捕獲する日を約束してボラ友はいったん帰る。

そして約束の日、ボラ友が捕獲に伺うと、お婆さんはおずおずとこう言ったそうです。

「娘に話したら、なぜうちの猫じゃないのにうちがお金を出さなきゃいけないのか?って言われて・・・考えたんだけどたしかにうちで餌はあげているけどうちの猫じゃないし・・・」

庭に猫ハウスまで置いているのに「餌をあげているだけだ。飼っているわけではない。」という主張。

よくあるんです。こういう人。
私も何度も経験ありーー

ボラ友は人が良いので引き下がって、自腹で手術をすることにーー;

そして、残った子猫はどうするか?というと、それも結局「困るから保護してほしい」ということで、私も一緒に行ったわけです。


さて、ここからが今日の出来事。

先に捕獲して手術が済んだ母猫のリリースを行いました。
依頼者がいる場合、あとで何を言いだすかわからないので、リリースは目の前で見せてやることにしています。

けれど、母猫のリリースと子猫の保護に伺うと約束していたのに、ベルをいくら鳴らしても出てこないのです。

仕方なく母猫をリリース…。
そうこうしていると子猫が出てきました。

近くで捕獲機をかければすぐに入りそうですが、子猫がいるのは門の向う側。餌付けしているお家の敷地内なので勝手に入れません。

「しょうがないね~、来るって約束してたのに、どうしたのかな?お隣に話してくるわ」と、ボラ友は餌付けしているおうちのお隣に声をかけ、隣接している駐車スペースに捕獲機を置かせてもらいました。

そこで私が門の陰に隠れて子猫が近づくのを待っていると、その餌付けしているお家から女の人が出てきました。こっそりと、様子を伺うように…
ボラ友が最初に話したお婆さんの娘さんのようです。

私が門の陰にいるのに気が付かなかったのでしょう。
「こんにちは!ご家族にお聞きしてると思いますが、猫の不妊手術と保護のお願いをされたボラんティアです!」と声をかけると、慌てて家に入ってしまいました。

おやおや、もしかしてずっと私達がいたのを知っていたのにわざと出てきてくれなかったのかな?
年齢からして、お婆さんの娘さん。
たぶん「なんでうちがお金を出さなきゃいけないの?」とお婆さんに言ったという娘さんなのでしょう。

お金を請求されると思って逃げたのかしら?お金はもうボラ友が払うと伝えているのに…

と、思っていたら今度は若い男の人が出てきました。
年齢から、さっきの女の人の息子さん、つまり餌付けしているお婆さんの娘の息子
=つまりお孫さん。

思った通りで、その若い男性はお婆さんのお孫さんでした。

「ちょっと母は今話せないので、お前行ってきてと言われて」

「お祖母さまに手術の依頼をされてきたボランティアです~」と挨拶すると
「はい、聞いてます」と言うので、私は少しホッとしました。
このお孫さんなら若いから頭も柔軟で地域猫の知識も少しはあるかも♪と期待したのです。

そこで私は
「お聞きになってますか!ああ良かった!じゃああなたからお母様によく説明していただけますか?少し私達のことを誤解しているようなので。」と言いました。

ところが二言目にはもう、喧嘩腰と言うか威圧的と言うか、口調がキツイのです。

「誤解?誤解ってなんです!?」

その高圧的な口調に少し驚きましたが、私も伊達にこんな活動をしているわけではありませんから、ビビりはしません。
大田区の【野良猫が増えて困っています】のパンフレットを渡し、お婆さんから依頼があった下りと、お金を払いたくないと言い出した下りを順序立ててお話しました。

「私達はボランティアで捕獲と搬送のご協力を致しますと言って、餌やりをしている方達が不妊手術をしてくれるよう働きかけてますが、お金はどこからも出ないんですね。だから、本当は餌をあげている人が出してくれないと困るんですね。もう今回のお金はボラ友が出すと言ってますが、お母様にはその辺りを説明しておいていただけますか?」と。

けれどお孫さんはさらに声高にこう言ったのです。
「そりゃあ、母の言うことのほうが正しいでしょ!?こっちは飼い主でもなんでもないんだから!」

一度や二度話しても通じないのはよくあることなので、私も苦笑してしまうのですが
「飼っていないといくら言っても、毎日敷地内で餌付けしていて、お庭に寝床まであれば、苦情を言う人から見たら立派な飼い主と思われてしまうんですよね…それであちこちでトラブルが起きるので、事前にそれを防ごうというのも私達の活動でして、こうして手術のお手伝いをしているんです。けっして趣味で野良猫の手術をして回っているのでもないし、お金儲けのためにやっているのでもないんですね。それに、お祖母さまから手術の依頼があったのはご存じでしょう?」と言うと

「そうなんですか?自分、あんまり詳しくは聞いてないんで。」という答え。

「あら、聞いてなかったですか?でも今、だいたいの経緯はお話しましたよね?」と言っても

でも飼い主ではない、餌をあげていただけだ、関係ない関係ないの一点張り。

そしてしまいには「そっちが払うのが当然でしょ!」と言い放ったのです。


な、なんと…!
出したくないという人や暗に私達に出させようとする人はたくさんいますが、「そっちが払うのが当然!」と言いきる人も珍しい。

野良猫問題や行政の方針なんかを知らないならば、関係ないって気持ちもわかるんですよ。そこまでは理解できますよ。
でもどうしてそこで「そっちが出すのが当然でしょ!」になるのかなあ??


私だけなら絶対に、お金はイイです、なんて言わないのですが、ボラ友は人が好く「もう良いから」と。


「まあとにかく、お金はもう良いと言ってるんです。けれどお家に戻ったらもう一度ご家族で、猫にご飯をあげることについてよく話し合ってみてください。
それから、子猫の保護をするのに外からだと時間がかかってしまいますから、敷地内に入れていただけますか?」と言うと、今度は

「親父も会社の行き帰りに子猫がいるのを楽しみにしているし、親父に許可なく子猫を連れて行ってもらうのは困る。」と言い出しました。

自分の猫じゃない、飼っているわけではないから手術のお金は絶対出さない、とたった今まで言っていたその口で、今度は子猫の所有権を主張しているわけなんです。

「え!飼っているわけではないんですよね?連れて行かないでというなら所有権を主張することになりますが…。子猫の保護は強制ではないですか、どうしても保護するのは嫌だと言うなら連れていきませんが…せっかくボラ友が無償で保護すると言ってるのにねえ…。このままお庭で育てたいと希望するなら別にかまいませんが、見たところ女の子と男の子なので、もう2か月もしたらこの子達も子供を産んじゃいますねえ。何匹生まれるかな~?秋にもまた生まれますしね。あ、もし子猫が発情期になる前に手術をご希望なら捕獲はお手伝いしますよ。でもその時は手術費用を出していただけるのですよね~?」と言いました。

少しイジワルですか?ゆきももこ^^ゞ
でも、それまでできるだけ優しく下手に出て説明していたのですから、それでも拒絶!おまけにここまで自分勝手な方達だと、さすがに甘い顔ばかりもしてはいられません。

お孫さんは言葉にぐっと詰って、「ちょっと待っててください。」とお家に引っこんでいき、戻って来ると
「子猫は連れて行ってください。」と言いました。

で、2匹の子猫を捕獲。

母猫も小さかったけれど、この子猫達も小さく痩せてました。
餌は十分でなかったのかもしれません。
けれど、こんな小さな子達が、寒い冬を乗り越えられたのは、このお庭に安心して暖をとれる寝床があったおかげなのかもしれません。

ハウスまで作って可愛がってくれていたお婆さんと、その家族達。
今後少しは考え方を変えてくれるでしょうか?
今は拒絶の心が強くても、あとで考え直してもらえるなら、私達も嬉しいのですが。。。


【おまけ】
私達が帰ろうとしたら、最初の依頼者のお婆さんがおずおずと出てきて
「すみませんねえ、すみませんねえ」とぺこぺこ謝るのです。
どうやら、娘さん達に「お母さんは出てきちゃだめよ!」と、居留守をさせられていたようです。
お婆さんは私たちの活動を労ってくれて、「子猫達をよろしくお願いします。」と言ってくださいました。
私達も、子猫は絶対に良い里親さんに渡すから心配しないでくださいと、
母猫は近所に別の餌やりさんがいるので(聞き込み確認済)、もし餌やりが苦になるなら、お腹を空かせてるんじゃないか?などと心配しないで、餌やりはすっぱりやめたほうが良いし、もしこのまま餌をあげるなら、お隣さんなどには声をかけたほうが良いですよ、とお話ししてきました。




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by yukimomoko | 2013-03-04 23:32 | 猫活動・日本の愛護事情  

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