~ゆきももこの活動日記 - 里親さん募集中 - ねこひと会

by yukimomoko

一般の人との温度差

こういう活動をしていて、私達の思いがなかなか伝わらず、もどかしく時には悔しい思いをすることがあります。
極端な例をあげれば、「不幸な猫を減らしたいって言うけど、野良猫が不幸だと猫が言っているのか?」なんて、活動自体を否定する人も。

繁殖制限については、「不妊手術なんて人間のエゴだ」「子供が産めなくなるなんて可哀想」「堕胎するなんてヒドイ」「自然に反することをするのは神への冒涜だ」などなど…一般の人にはとても多い考え方です。
(そういえば、「自然に任せて産まれた子猫は生きたまま崖から投げ落として殺す」という持論で世間を騒がせた某・作家さんが最近亡くなりましたね。。。)

管理・捕獲のための餌付けについては、以前より理解者が増えてきたとは言っても、まだまだ一般には理解してもらえないことが多く、「そんなに好きなら家で飼え」「地域猫?知ったこっちゃない。迷惑なものは迷惑だ!」

迷惑している人にとっては迷惑!たしかにそうですが、排除排除だけでは問題は解決しないということをわかってもらうには難しい…。

里親探しで、里親希望の方と温度差を感じるのはしょっちゅうです。

この前の「おもてなし5子猫」達には、里親希望が30件近くきましたが、ほとんどの方が、申し込めばすぐにもらえるとワクワクしてメールしてきているのがわかります。
だから、譲渡条件や譲渡までの流れなど再確認してもらうと、ガッカリしてそれっきりお返事もなし…で終わる方がほとんどでした。 (中にはキレる人も><)

言うまでもなく、私達は不幸な猫を減らすための活動の一環として里親探しをしているので、自称猫好きな人が、猫の生態を理解できずに持て余したり、育てられずに死なせたり、自分の飼育環境に合わないと苦になって飼育放棄したり、脱走させたり虐待したりしないよう、大事に育てたこの子達を本当に託して良いのか、いろいろお話をして判断しなくてはいけません。

それが理解できていない方は、「そんなにあげたくないなら自分で飼えば?」とか「そんなに信用できないのか!?」と怒り出したりするものです。

誰だって、そんな風に怒ったり罵倒する人に、大事な子をあげたくなんかないと思いませんか^^;

もちろん、今まで縁組に至らなかった数多の方すべてそうだったはずもなく、
ほとんどは、たぶん本当に立派な猫の飼い主になれる方だと思うのですが、

こちらの活動を理解してくれて、希望の猫の範囲も広げてもらえれば、いくらでも可愛い猫を紹介できたのに…残念だなあとしか言いようがありません。

先日の里親会では、来場者はそこそこあったんですが、私が対応させていただいた方、何組かのうちのある親子は、お子さんがとても猫を欲しがっていると。

お話ししていたら、「うちじゃないんですよ。お婆ちゃんの家で飼わせて時々遊びに行けば良いかな~なんてね。」と、お父さん、さらっと言うのです。
ひゃあ~…こりゃ全然わかってないな、と。

これが私達保護主と里親希望の方の「温度差」ですよね^^;

「いやいや、それじゃあお話しになりませんよお。こうして面接するのもアンケートいただくのも、飼ってくれるご本人でないと意味がありませんよ。」
「家族全員で猫と暮らしたい、猫を育てたい、猫は家族の一員です、という方でないと、どこの譲渡会でも無理だと思いますよ^^;」

とはっきり申し上げたんですが、お父さん、残念そうに「僕がこんなに猫が好きでもダメですか?」

はい、ダメです^^;

お子さんも優しそうな子で「猫ちゃん欲しい」と言っていましたが、私が「この子の兄弟としてお家で飼ってあげてください」と言うと、お母さんは

「だって・・・猫って爪とぎしたり部屋を汚したりするんでしょう…?(絶対イヤと言う顔でタメイキ)」

あ~もう、全然ダメです^^;

健康な猫は暴れます、散らかります、ウンチも臭いしトイレの砂は部屋中に撒かれます。そして、うまくいけば20年生きます。年を取ればオシッコ垂れ流しになったり毛並みも汚くなります。

そういうことを踏まえ、よくご家族で話し合ってまた来てください~と言ってお見送り~(^∇^;/~~

もう一組の親子は、お母さんが猫が好きで、お子さんも猫欲しい。
(昨日はなぜか親子連れが多かったのです)
イイ感じでお話ししていたら、
「一部屋だけに入れて飼おうと思ってるんですけど…。」とまたびっくり発言が^^;

え~?保護中の借り暮らしならともかく、一生そんな暮らしならもらってくれなくてイイです~^^;

このお母さんは、私達の「保護猫への思い」を理解して下さっていたので、私もそんな風にはっきりと言えました。

詳しく聞くと、上のお子さんがアレルギーなので・・・とのこと。
でもお母さんはとにかく猫が好きなので、いつか一緒に暮らしたいと思っている。

でもやっぱり、【お留守番】と違って【隔離】というのは、別の部屋で家族が団らんしているのが猫にはわかりますから、単なるお留守番以上に寂しがりますし、ストレスから問題行動を起こすようになったら、猫も可哀想だし人間も大変です。

それでも、お断りするには惜しいご家族だったので、一時預かりというのもありますと、一時預かりのご案内をしてお見送り~(;∇;)/~~

長々話しても結局縁組に至らないとずっしり疲れてしまいますが、
こうした私達の説明で、「猫を簡単に飼おうとしていたんだなあ」と少しでも考えを変えていただけたら、それは十分、私達の活動の一環になるわけなのです。

一般の人との温度差を、こうして少しづつ狭めていけたらと願います。



オマケの関連日記【赤つめ&柏餅子が破談になった理由】


私達の活動と思いを理解できない方とはトラブルがおきやすいものです。
温度差を無くそうと歩み寄ろうとしても、怒って「門前払い」という方も少なくありません。

里親探しってほんとムツカシイですが、それでも良いご縁がくるのを信じてがんばっていきます。



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by yukimomoko | 2014-03-13 13:36 | 猫活動・日本の愛護事情