不妊手術はエゴではありません

不妊手術はエゴだ、身勝手だ、堕胎は可哀想、野良には野良の幸せがある・・・。

こういう考えは、猫達が置かれている、本当の地獄を知らない人の目線から出る、たぶん、今の日本で大部分を占めるであろう浅はかでお気楽な考え方。。。 と、前の日記で書きました。

妊娠の有無に関わらず、健康診断もしていない野良猫の手術をする事はどうしてもリスクが高くなります。

なぜ、私達がそんなリスクを押してまで野良猫の手術をしているか、
生まれたら可愛いに違いないとわかっている子をなぜ闇に葬らなくてはいけないか、わかりますか?

私達はエゴや身勝手でこんな悲しい事をしているのではありません。

身勝手なのは、自分の欲望のままに生ませる人達です。
身勝手な人間によって増やされた挙句、センターに持ち込まれもがき苦しんで殺される不幸な命が、東京都だけで年間、犬の殺処分数557、猫は6348です。(18年度)

猫の場合、ほとんどが生まれたばかりの子猫で、子猫達は袋に詰められガスを吸わされます。
持ち込むのは手術を「エゴだ」とか言って生ませている人か、猫を迷惑と思っている人達かがほとんどです。

センターで殺されなくても、野良の子猫は一年以内に病気や事故で亡くなる子が多数います。
お母さん猫は、体が回復しないうちにまた妊娠し、出産を繰り返し体力を消耗していきます。

保護して里親探しをしたくても、保護場所はなかなかないし、緊急で保護してあげなければ生きていけない「もう生まれている命」があります。
それさえも保護できず、諦めなくてはいけない事のほうが多いのです。

もし、本当に猫を心配し、人間の身勝手で殺される子を減らしたいと思って下さるなら、あなたにできることを何か手伝ってください。
人手もお金も保護場所も足りません。
今すぐでなくても良いのです。
まずは現実を知る事からでも・・・。


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HP ねこひと会

by yukimomoko | 2008-03-24 13:57 | 猫活動・日本の愛護事情  

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