無責任な愛護はやめて!【1】

Kさん入院につき緊急保護したシロクロシッポちゃん兄弟。

取り合えず府中の一時預かり宅にいるシロクロシッポ達、猫飼い初めての方からの問い合わせがあり、3日にお見合い予定。初めての人でも1匹より2匹が楽なのでできれば2匹をと勧めるつもり。
どうかうまくいきますように・・・。

それと、1匹は中野区の信頼できる預かりさんにお願いすることになった。
お見合いで2匹決まらなければやっぱり1匹の行き場が困ることになる。
お見合いがんばるしかない!

Kさんが保護して半年以上、仲良く寄り添ってきた子達だけどばらばらになってしまうのはちょっと不憫ですが仕方ありません。
ばらばらになっても幸せになれるおうちを見つけてあげたい。

Kさんが、病気で自分の世話もできないのに猫を保護していたのを責める人もいるかもしれませんが、これはある軽はずみなレスキュー劇の裏で起きたこと。

去年の夏にある人が、「埼玉のとある公園に可哀想な子猫がいっぱいいます!何とかしたいけど協力者はいませんか!?」という事をネットの掲示板に書いたのが発端でした。
子猫達は飢えと暑さで衰弱しており公園の管理側は猫へ冷淡で駆除すると言っているような話から、掲示板はぱっと盛り上がり、「誰か保護して!」「がんばってください!」といった応援や、「それだけ子猫がいるなら成猫達の手術もしなければまた猫が増えてしまう!」といった心配(?)や「公園管理側は動物愛護に反している!苦情を言うべきだ!行政に交渉を!」などなど・・・。

保護される前の公園でのクロちゃん。
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ところが掲示板に書いた本人はそこまでやるつもりはさらさらない。
「何とかしたいけど協力してくれる方いませんか?」と書いたのは、「自分は何もしないけど猫を何とかしたい。自分は何もしないけどそのために協力してくれる方いませんか?」というつもりだったのです。

書いた本人は大騒ぎになって明らかに困惑して逃げ腰でした。

私の知っているボランティアが、見るに見かねて子猫達だけ全頭預かると申し出ましたが、かかる費用を請求すると、その人は「そんなお金は払えない」と言って申し出を断りました。

言うまでもなく子猫を保護したらお金がかかります。
駆虫やワクチン、ウィルス検査だけでなく、衰弱している子猫だとまず治療ですから一匹何万かかるか・・・。
いい大人ならわからないはずはありません。
要するに最初から何もかも丸投げのつもりの人だったのです。

ボランティアの申し出を断ったその人は、結局その公園に集まってくれた人達に猫を押し付けていきました。
Kさんは、公園の対応についての協力ができるかもと思い出向いて、猫を3匹も押し付けられて帰ってきました。
病気もありますし、断れる判断力もなかったんだと思います。

最近は愛護活動への興味を持ってくれる方が増えてきて嬉しいことだと思うのですが、その一方で軽はずみな愛護や丸投げをして猫や周りの人に迷惑をかける人が多くいるのも本当です。
挙句、反省してくれずに「自分にできることをして何が悪い!」と開き直ったり。

動物に関わることは、気持ちがあれば誰でもできる事ではありますが、気軽にできる事でもありません。
軽はずみな行動で、何よりも猫達がもっと不幸になるかもしれないという事を忘れないで欲しいと思います。




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至急!里親さん募集中の三兄弟
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by yukimomoko | 2008-03-29 14:22 | 猫活動・日本の愛護事情  

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