虐待されて育ったワンコ

近所に、虐待にあったり親が死んだりとかで身寄りのない子供が暮らしている施設があるんですが、そこには犬猫もたくさんいて、犬猫に接しているうちに心に傷を負った子供達も笑顔を見せるようになるんだそうです。
その施設で面倒を見てもらっている女の人(大人)が一匹のワンコを飼っていて、その女の人はちょっと病気があって、自分の犬が他人に尻尾を振ったり甘えたりすると怒って犬を虐待するのです。
暴れだすとシスター達も手がつけられないらしく、犬を絶対に手放さないのでシスター達は困り果てていると以前から聞いていました。

それが最近、飼い主の女の人が入院したそうです。
それで、最初は飼い主が暴れるのが怖いからと躊躇していたシスター達もやっと決心して、飼い主の女の人が入院している間に新しい飼い主を探すために保護して欲しいと言ってきました。

私は猫専なので、犬の躾もできる犬ボラさんや他の人と一緒に、日曜日ワンコに会いに行ってきました。
ワンコはイズミちゃんといって、写真のようにとっても良い子。
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でも、体の横に立ったり触ると急に激しく噛むそうです。

イズミちゃんの飼い主は、常に虐待しているのと違って、溺愛するように可愛がっておいて急に叩いたりするんだそうです。
だから、イズミちゃんは優しくされていても同じ手がいつ暴力を振るうかと怖くてたまらないのだと思います。

首輪を持って宙吊りにして手や物で殴っていたそうです。
また、目の下の色が変わっている部位は、陶器製のフード皿で殴りつけた傷痕だそうです。
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女の人は放浪癖があり、この施設に来る前もイズミちゃんも小さいリュックに詰めて一緒にあちこち徘徊していたそうです。

今はだいぶ太っていますが、施設に来るまではずっと満足な食事も与えず(大きくなると背負えなくなって困るから)、ご飯に魚の骨を乗せたものとかだったのでガリガリで小さかったそうです。

可愛いと思っていたのは思っていたようで、飼い主手作りの「イズミちゃんグッズ」がたくさんありました。
フリースで作った座布団、タオルで作った小さな枕、フード付きの洋服、頭巾、・・・みんな手作りでした。
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入院の日も、イズミちゃんを抱きしめて舐めるように頬擦りしたかと思うと立ち上がって急に頭に拳骨を喰らわしたそうです。
イズミちゃん・・・きっとどうしてそんな事をされるのかわからずずっと悲しい思いをしてきたんだと思います。

飼い主には(一応)イズミちゃんの幸せを考えて手放すように説得済みだそうです。
飼い主も可哀想ですが、いくら可哀想でも生き物を飼って良いかどうか判断するのに同情は禁物です。。。

話の途中で飼い主の名前が出るたびに顔を上げて探すような仕草をするイズミちゃんが不憫でなりませんでした。
(ワンコは子供と同じで、虐待する飼い主でも好きなんですね。)

シスター達に甘えるように寄っていくイズミちゃん。
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撫でてもらって嬉しい顔のイズミちゃん。 でも耳は寝ています。
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今日はいろんな人があたしを見てくれるから恥ずかしいな、のイズミちゃん。
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◆イズミちゃん◆推定8歳以上の女の子 紀州犬ミックス?
 
・不妊手術未
・狂犬病ワクチンのみ済み
・散歩中など呼吸が乱れるのでフィラリア感染の可能性あり
・近日中に血液検査、フィラリア検査、ワクチン予定
・可能なら不妊手術の予定
  ・急に噛むため心のケアが必要です。          

できるだけ飼い主が入院中にイズミちゃんの保護できる場所を探しています。
飼い主はいつ退院してくるかわかりません。
一度は納得していてもまた手放さないと言うかもしれません。
犬ボラさんのところも今(猫ボラ同様)遺棄や自家繁殖、センター持込の子などでいっぱいいっぱいなんだそうです。
もし心当たりのある方はご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします。

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by yukimomoko | 2008-07-23 12:44 | 猫活動・日本の愛護事情  

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