厳しい現実・乳飲み子の育児

猫ボラ初心者の友人が、今必死で乳飲み子を育てています。

彼女はある団体の預かりボラになってからまだ日が浅いんですが、今回、初めての乳飲み子の依頼があり預かることになりました。
事前にアドバイスを求められましたが、私にはただ「しっかり体力つけてがんばって!」としか言えなかった。

初心者に一度に数匹も乳飲み子が育てられるか心配でした。
それだけ、乳飲み子の育児は簡単なことではないとわかっているから。

4匹きた乳飲み子達は、ミルクの飲みが悪い子達だったので残念なことに3匹が次々虹の橋へ・・・。

ところが彼女の元には日を空けずに乳飲み子第二段がやってきました。
こちらはもっと小さい子達。
でもミルクの飲みは順調。

亡くした3匹のことで自信喪失して猫ボラをやめてしまうのでないかと心配でしたが、彼女はくじけず預かりを引き受け、育児に励みました。

でも、第二段の乳飲み子も、また2匹が虹の橋に・・・。
計7匹預かり、5匹亡くなったことになります。


初心者にそもそも乳飲み子を預けるって無謀?
しかもまた追加でなんて、考えなし?


そう思う人もいるかもしれませんが、現実に捨てられた子が何十匹もいると、そのまま死なせるわけにはいかないし、一人がみれるわけもないし、一時預かりさんに託すしかないのだと思います。

例えば、私がもし、乳飲み子を処分に持ち込もうとしている人に出くわしてしまったら、
乳飲み子が6匹くらいなら何とか自分でやれるんだけど、
もし12匹となったらちょっとどう考えても無理。。。

無理だからと言って引き取らなければ乳飲み子は箱に入れられてガスを吸わされてその日のうちに殺処分されますから、
少しでも助かる見込みがあるなら一時預かりさんへ託すかもしれません。
それで亡くなったとしても、放置されて死んだり処分されたりするよりも、
小さな命にとっては少しでも幸せなのではという気持ち、願い。

ミルクをもらって、温かい手で撫でてもらって、名前をつけてもらって、看取ってもらって、供養してもらえる。。。

一時預かりさんは辛く悲しい思いをしなくてはいけないけど、
それもそれで、ボラ初心者にとってはかけがえのない貴重な勉強になります・・・。

それで、運良く生きてくれたらこんな幸運なことはない。

それだけ、乳飲み子を育てるのは大変だし、日本の猫事情は過酷で厳しい。


私はそう思うんです。







飲みの悪い乳飲み子の育児は、4時間置きでも足りないから3時間置きとか2時間置きとかでの授乳。
それも、ほんの1ccあげるのに何分もかかるから冷えたミルクを温めながら、何度も作り直しながら。
排泄の介助をして体重を測って、寝ている姿を見ても「大丈夫か?」とどきどきして・・・。
文字通り、かかりっきりでやらないといけないんです。

今も彼女は、最初の乳飲み子ちゃんの生き残り1匹と、第二段の乳飲み子ちゃん1匹の、計2匹を、何とか助けようと寝ずの育児をしています。

今はただがんばって育って欲しい。生きて欲しい。

どうか応援してください。
私の友人と、託された小さな命たちを。



※その団体は私も信頼している団体で、保護した時点で容体や怪我などの状態に医療が必要な子は即、提携病院での治療をしています。
また、感染症の心配や下痢、嘔吐、授乳困難な子だと判断した時点で預かり宅へは決して移動はしません。(健康と思われる子も潜伏期間を置いて預かり宅への移動が原則です)

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by yukimomoko | 2009-04-03 20:01 | 猫活動・日本の愛護事情  

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