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昨日のミーちゃんの捜索(かなり長文)

※この日記は当時ミクシイにアップしたものをあとで(09.0926)そのままアップしたものです。


副題:『ボラって色々ってわかってるけどさ・・・』



ミーちゃん捜索はもうほとんどする事がなく・・・入った目撃情報が本当かどうかの確認、その周囲の情報集めとかになります。

それで、一箇所わりと可能性のある場所での目撃情報が2件あり、昨日はそこを夕方から見に行く予定でした。

ところが午前中に℡が入りました。

「お宅の猫ちゃんに【100%】間違いないんですが、【事故】に遭いました。」
「私は○○町のマンションの管理人なんですが昨日の朝マンション前で車にはねられた子がいてそれは【間違いなく】お宅の猫ちゃんです。」と。

胸が潰れる思い。

「そ、それで!猫は無事なんですか?!」と私が聞くと

「それが無事じゃないんです。」 (哀れんだ様子の声)

とにかく事情を詳しく説明するから来てくれと言われ、家の事も何もほったらかしで飛んでいきました。

ミーちゃん!ミーちゃん!やっとやっとなのに、可哀想に!! 可哀想に!!


途中で雨に降られたけど死に物狂いで自転車こいでたので寒いどころか汗びっしょりになりました。

現場でその人自称猫ボラさんと会いました。
マンションは大きな通りに面していて、駒沢公園と大きな病院の間です。
里親宅からはかなり離れた場所です。

一昨日の朝、その人が見た時、マンション前が【血の海】だったんだそうです。
そして、マンションの階段の裏の隙間に、負傷した猫がうずくまっていたそうです。

「公園に捨てられた子が路頭に迷っている間に跳ねられて、たいていこの階段の下で死んでんですよ。」

「私は 『あ、またか』と思って見たらやっぱりいたんですよ。
目を見開いてじっとしているので 『これは死んでるな』と思って片付けようとしたらバーッと逃げたんですよ。」

「助っ人を呼んで挟み撃ちにしたんだけど向こうも必死だから逃げられてしまった。逃げながらかなり出血していた。」

どこから出血していたかわかるかと聞くと

「足ね!後ろ足!引きずってましたから。血をそうとう流しながらね!」

マンションと隣接した一軒家の隙間がずっと奥まで続いてるんですが、そこに一目散に入って行ったそうです。
それが一昨日の朝なんだそうです。

私はまたもや絶望感に襲われました。
そんなに大量に出血していたらもうダメかも・・・。

頭がぼーっとしたまま、習慣になってる質問をしました。
「あの・・・胸の黒い斑点はありましたか?あの子は・・・」

そしたらその人はみなまでも聞かずに

「そんなもん!必要ないない! 私は猫暦50年の猫おばさんで有名で、猫の顔は一目見たらみんな区別がつくの!
みんなどの子かわからないって言うけど私はちゃ~んとみんな区別がつくのよ! 
その私がこんな(と、横たわっていた猫を覗き込んだ仕草を再現しながら)近くで見てんだから間違いないわよ!」

この瞬間、ちょっとこれはミーちゃんの可能性は消えたと感じました。


でも私も万が一ミーちゃんだったらと思うし、事故に遭った子が出血しながら逃げていったのはたしかだし、聞いているだけでどきどきします。

それからその人は、ミーちゃんがいかに運が悪い猫かと、自分がいかに猫のベテランかという話を始め、私は清掃局や警察に事故猫の収容がなかったか確認したいのに、その人が話し続けるのでなかなかできません。


しばらくしてもう一人おじさんがきたんだけど、その人は日曜に公園でミーちゃんのチラシをもらったんだそうです。
それで昨日、おじさんがその自称猫おばさんに「こんな猫知らない?」とチラシを見せたんだそうです。
そして猫おばさんは【一目見て】「あ、この猫昨日のあの子だわ!」とわかったんだそうです。

その人は事故猫を見つけた時もすぐそのおじさんに℡したんだけど、その時ちょうどおじさんが携帯を持ってなかったから連絡が取れなかったそうです。
もしその時に連絡が取れていたらあなたにその場で℡できたのに、ああ、運が悪かったわ、と。


私が、「ミーちゃんは目黒で保護して去年八雲に里子に出した子なんです」と言うと

「ああ~!目黒からわざわざ・・・可哀想に。それがあの子の【運の尽き】ね!」
「男の人にあげたんだって!!? 男はだめよ!絶対!虐待するんだから!」

「大体男の人にあげるのが間違いよ!男はみんな虐待目的でもらうんだから!タバコの火を押し付けたり、女でもいるけど男のほうが酷い事するわね!」

「里親は捨ててませんって、そりゃそう言うわよ。でも虐待に飽きたか虐待のし甲斐がない子でつまらないかで公園に捨てたのよ。
その男は【間違いなく】、虐待目的でもらって、飽きて公園に捨てたの!ここで撥ねられて死ぬ子はみんなそうなんだから!」

もう完全に頭の中で話が出来上がってます。。。
他にも個人で活動は無謀だとか、グループで活動している人の使っている病院はろくなのがないとかいう話が延々続きました。

私は我慢して「はい、はい、そうですね・・・」と聞いていました。

「大体、猫を里親募集でもらうなんて人はみんな虐待したくてもらうのよ。いくらでも公園に野良がいるのに欲しいならそういうの連れて帰れば済むことでしょう?!そんな今時猫を飼おうなんて人はみんな虐待がしたいの!! だから私は里子には絶対出さないのよ!」

「どうしてもやるんなら家族暮らし、それでも信用できないんだから、不幸な子を作らないためには里親探しなんかやめる事ね! 「誓約書?は!そんなの虐待する側からしたら【ただの紙切れ】よ!」

「あなたのやり方が甘かったのよ!これを教訓にあなたももう里親探しはやめる事ね!」
「まあ、あの血の量じゃ希望は少ないけど、【最期の様子】はお伝えしなきゃと思ってね♪!」



なんて言うか・・・この人、悪気はないんだと思いたいんですが、人を思いやるとかいう気持ちがないんですかね。。。
文面だけでだと伝わらないと思うけど、私は非常に傷つきました。
「ミーちゃんもうダメかも」って、自分で思うのと人に言われるのではぜんぜん傷が違います・・・。


その人の事はどうでも良いけど、とにかく事故猫は怪我がひどいならごく近所で死体で見つかるし、動けるなら公園か病院の餌場にそのうちたどり着くだろうという話になりました。
その人は、公園の餌やりボラさんとも病院の餌やりボラさんとも全員顔見知りで知っているから、任せなさい!
猫を探すのは【ベテラン】だから私に任せれば大丈夫!と言ってました。



雨が止んだ時、マンション周囲の説明をしてくれると言うので案内をしてもらいました。
道を一本入ったとたん、白黒八割れの大柄な猫がぽてっと塀から降りて来て、その人にニャーニャー甘えました。
オスで飼い猫のようでした。

するとその人は、「私が猫を見間違うわけがない」と言っていたのに、平気で
「最初この子かと思って、慌てて飼い主に℡しちゃったわよ~♪」と言いました。

話しを聞けば聞くほど、事故に遭った子はミーちゃんではないと思ってきました。
それにこの人がいたら何もできない。
特にそんな事故の子を探すのなら時間が一分でも大事なのに。
早くこの人と別れたい!
そう思い、「ではありがとうございました・・・」と別れようとしても、なかなか帰ってくれません。

マンションの前のツツジの植え込みがあって「この中は・・・」と、私が中を見ようと思ったら、その人は

「あーいないいない!私が昨日ちゃんと見ました!」と制止。

昨日いなくても今はいるかもしれないのに・・・別に何度見ても良いじゃないですか。

この人は最初の℡の時も「捕獲器なんか要りません!あんな怪我した子が入るわけないから!」と言ったんですよね。
自分も捕獲器を持ってるけど、必要ない!って。

もう雨も止んだしそこら辺を探してみますからとお礼を言って、やっとお別れして、すぐにN村さんを呼びました。
N村さんが来てくれた時はまた雨が降り出したんだけど、マンションに隣接する家の敷地内やマンション裏の隙間の奥など、けっこう隅々まで捜せました。

でも見つかりません。
血の痕もありません。
清掃局、警察に昨日今日で該当猫はいません。

あれだけ出血していたら高い所は上れないから、とあの人は言っていたけど、N村さんと、「出血の割には案外怪我は軽かったのかもれないよ。」、と話しました。
そうでなかったらそんな怪我でそんな遠くに行く必要がないし。
(いくらでも安心して身を潜める場所がありましたし)

また雨が大降りになったのでいったん雨宿りして、止んでから一応ポスター貼りとチラシ配りしてきました。




帰り道、途中1/3くらいまで帰った頃にまた「お宅の猫ちゃんが今庭に来ています」という℡があって、今度は里親宅からわりと近かったのでUターンして見て来ました。

一軒家のお庭に案内されました。
「今庭でご飯を待ってます。あそこです。」

そしていたのはこの子。
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白黒じゃないし。。。

「・・・あ・・・、違いますね・・・。」と私。
今までも何度もあったしほとんど期待してなかったけどやっぱりがっくりきました。


可愛いまだ若そうな女の子っぽかったです。
情報提供者さんは恐縮して「すみません!わざわざ来てもらって!」と謝ってくれたんですが、私は急に我慢できずに泣けてきてしまって、ついついその人の前で泣いてしまいました。

なんて言うか、あまりに違う猫だったというのもあるけどそれよりも、さっきの「猫暦50年の猫おばさん」と接したストレスが遅れてこみ上げてきたという感じ・・・。



ボラっていろんな人がいるのはよく承知だし、里親探しをしたがらない人は(特に年配で)多いのも知ってるけど、初対面であそこまで言いますかね?


そもそも『猫暦50年』が負傷していた猫と死んでいる猫を至近距離で見て区別がつかなかったんですよね。
日本で初めて猫探偵を始めたのはこの自分だ、猫を探すのも捕まえるのも私に任せていれば間違いない!と言うベテランが、負傷していた猫をどうしてみすみす逃がしてしまうの?

「今あなた何匹いるの?うちは20匹以上よ。めくらもいるわよ!みんな病気で障害者施設みたいなもんよ!」
と自慢げに言ってましたが・・・私の知ってるボラさんはみんなそうですから。

わざわざ連絡をくれた恩人に対して罰当たりなと思うかもしれませんが、昨日その人と会ったおかげで私の一日は最悪な気分でした。



どうでも良いけどああいう人がが愛護嫌いを作るんじゃないですかね?





夜、事故に遭った子が万が一捕まればと思い捕獲器を仕掛けに行ってきたんですが、3時間以上粘ってまったく空振りでした・・・。

ミーちゃんではないと思います・・・。
でも事故の子は無事生き延びて欲しい。
ミーちゃん早く見つかって欲しい。

その後、入院の子猫達が元気になってきたという連絡で、ほんの少しだけ元気になったゆきももこでした。

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by yukimomoko | 2007-05-16 18:30 | 猫活動・日本の愛護事情