ゆきももこの猫夢日記

ブログトップ | ログイン

【世田谷猫連続虐待事件】警察の対応・・・(長くなりますが)

やっとパソコンを開くことができました><

先日の、私が白ちゃんを保護しようと試みた時の偏屈爺さんと刑事とのすったもんだですが、読んで混乱した人もいるかもしれませんが、あの偏屈爺さんは犯人ではないと思います。
単なるガンコ偏屈以上に異常感はありましたけどね・・・。

それよりも、その時の担当刑事です。
オマワリサンと書いていましたが紛らわしいので以後、刑事にします。

もうあえて、「人の話を聞いているのか!?」とか、
「日本語わかってるのか??」とか、
「馬鹿な上に怠け者か!??」とか、
「ふざけるな!やる気あるの!?」とか、
「この税金泥棒が!」とか、


わざわざ書きませんーー;





状況とやり取りのみ書きます。
私の記憶ですが、会話を覚えている記憶力はけっこうあるほうです。



あの日・・・偏屈爺さんが興奮して会話不能になったので、担当刑事を呼びました。
爺さんは、白ちゃんの飼い主を知っているようだし、被害届も出していると言う。
情報が少ない事件です。もっと詳細を聞いたほうが良いに決まっています。
けれど、刑事はすぐには来ようとしませんでした。

呼ぶまでの会話。

「(状況を説明し)猫は空き家のベランダにいるので、捕獲は無理でも状態の確認だけでもできると思うんですが、そのおじさんに頼んでもらえませんか?」

刑事「僕達は猫を捕まえるのは無理ですよ~。」

「そんなのわかっています。捕まえて欲しいと言っているのではなく、状態だけでも確認したいので、おじさんに頼んで欲しいと言っているんです。」

「空き家でしょ?勝手に入ったら不法侵入になるんですよね~。」

「勝手に入ってなんて言ってません。空き家と言っても大家さんに許可もらえば良いんじゃないですか?
と言うか、おじさんが隣の屋根に今もいるんですから、おじさんに頼んでくださいと言っているんです。」


「そういうこと強制できないんですよね~」

「強制しろなんて言ってません。
でも、これ事件でしょ?」


「事件ですよ」

「事件なら捜査の協力をしてくださいと言うのは当たり前でしょう?」

「(無言の後) 猫はベランダにいるんですか?」

「そうです。まだいますよ。」

「われわれは捕獲はできないから捕獲器でそちらで捕ってもらわないと・・・猫がただいるってだけではいちいち行けないんです」

「捕獲はこちらでします。。。
今は、おじさんのいる屋根から猫の状態を確認できるかできないかわからないけどとにかく見させて欲しいと言って欲しいのです。
それに、おじさんは猫の飼い主も知っているようなことを言っているし、飼い猫が被害に遭っていたら野良がやられているのとはまた違うでしょ?」


「そりゃそうですね」

「おじさんは被害届も出してるって言ってますよ」

「はぁ。」

「出てるんですか?被害届!出てるの知らないんですか?」

「さあ、そこまで把握していませんが」

「あのね、今せっかく猫もいて私もせっかくこうして電話して、そういう何か知っていそうなおじさんがいるんです。来て色々話を聞いて欲しいんです。」

「話を聞くって・・・何を聞けば良いんですか?」

「はぁ!?それは私より刑事さんのほうが本職なんでしょ!私が教えて欲しいくらいですよ!なにを聞けば事件解決に繋がるんですか!?」

「・・・わかりました・・・(はぁ~・タメイキ)行きます。」



どのくらいで来るかと待っていたら、わりとすぐに来ました。

そして、おじさんの元に。

私は、興奮しているおじさんが怖かったので離れた所に。

「すみません、警察です」

「なんだよ~。用なんかねえよ~。帰ってくれよ~(明らかに私に対してよりも柔らかい口調)」

「怪我した猫がそちらのベランダに・・・」

「いるよ!でも大丈夫だから!ちゃんと俺、届けてるから!」

「届けてるんですか?」

「ああ、届けてるよ!あそこの等々力警察にも玉川警察にも保健所にも、町内会長の△△さんにも、ちゃんと届けてるんだ。」

「なんでぃあんな、さっきの女ナンだよ!名前も言わないで!あれ名前なんて言うの!?常識がないよ!アレ、なんだ、猫売ろうとしてるのかね!?アンタあの女の名前知ってんだろ!教えろよ!」(念のためですが、私はちゃんと最初に名乗りましたがおじさんが最初から興奮していて聞いてくれませんでしたーー;)

「あれは愛護団体さんなんですよ。 猫が怪我しているから治療したいとかってことですよ。」

「愛護団体なんて関係ないよ~。飼い主が良いって言ってんだ!怪我なんかしてねえよ、あれだろ、蚤が沸いたとかで薬つけたんだろ!俺?俺は飼い主じゃねえよ!あっちのお婆さんが飼ってたんだけど、死んじゃってさ!それでこの辺の奴は猫なんて別に悪さもしないしって餌あげてんだよ!あの女の名前、あんた知ってんだろ!教えろよ!」

「いや、私も知らない、私も聞いてないんですよ!」

「アンタも知らないのか!常識がないんだよ!人が休んでるのに急に来て名前も言わないで!あれキチガイだな!
俺がアレだよ、あそこのパチンコの金を払ってないもんだからああやって嫌がらせにくるんだよ!」


「猫はそこにいるんですか?」

「いるよ!ちゃんともう届けているからな!大丈夫だってんだよ!」



あまりにおじさんが私が名乗らないのを非常識だと怒っていたので、私も顔を出してできるだけフレンドリーに

ゆ「おじさ~ん、ゆきももこ(本名)です。刑事さんに来てもらいましたよ~。私が警察に言われてやっているってわかってもらえましたか?」

「(私が話している途中からもう激昂して)なんだよ!お前は!このキチガイが!お前はキチガイだ!このキチガイ!キチガイ!キチガイ!!!」


やっぱりお話にならないので退散~><


刑事もおじさんから離れた場所に戻ってきたので

「刑事さん、なに言ってるんですか?頼んだことどうして言ってくれないんですか?

「頼んだことって?」

「だから、屋根に上がらせてくれって。猫を見たいって。」

「それは不法侵入になるから・・・」

「誰が勝手に入れって言いましたか・・・ーー;
おじさん、警察は好きみたいじゃないですか。明らかに話すの嬉しそうだったし。」


「いや、やり方が強引なんですよ、あなたは・・」

「は?私がどんな強引なことしましたか?話しかけただけですよ?」

「色んな人がいるんです。あなたはそれで普通と思っても、思わない人がいるんです。」

「そうですね。だから刑事さんにわざわざ来てもらったんですよ。」

「・・・(沈黙)・・・」


「あの、これは事件ですよね?事件の捜査に猫が必要だからご協力くださいって、どうして言えないんですか?私達には被害猫が証拠として必要だから出せって言ってるのに、あそこに被害猫がいて、どうして?」

「猫、怪我はしてないって言ってましたよね?」

「はあ!?そんなの嘘って言うか、でたらめに決まってるでしょ?おじさん、話してて支離滅裂じゃないですか。
て言うか、怪我してないならなんで届出をあちこちにしてるんですか!」


「沈黙」


「・・・勝手に連れて行くなって言ってるし、そうなるとまた窃盗だとかなんとかうるさいですよね」

「おじさんは飼い主じゃないから大丈夫です!
飼い主はお婆さんでもう亡くなったって言ってたでしょう?えさはおじさんがあげてるのかどうかわからないけど、たぶんあげてるんでしょう。でも自分は飼い主じゃないって私にも刑事さんにも言いましたよね?
ということは、元飼い猫でいまは飼い主のいない猫だから、誰が保護しようと何の問題もありません。」


「へぇ・・・そうなんですか?」

「そうですよ!逆に大怪我しているとわかっていて放置するほうが問題です!」

「へ~。」

二人とも少し疲れてしばし沈黙・・・


「まあとにかく・・・あなたのやり方は強引なんです・・・犯罪にもなり兼ねない・・・あちらで話しましょう。。。待ち合わせた場所に戻っていてください」


と言われ、待ち合わせた大通りに戻ったのだけど、刑事は一向に戻ってこない。
7~8分経ち、もしやまたおじさんと何か話しているのか?私を追い払って都合の良いことを話しているのか?と思い、慌てましたが、その時やっと刑事さんは戻ってきました。

私もこれ以上言っても時間と体力の無駄だなと思い、捜査と少し違う話をしました。

「刑事さん、あのおじさんが私の名前を聞いた時、どうしてあんな答え方するんですか?」

「え?あんなって?」

「ボクも聞いてないんです、なんて。」

「(それまでしょんぼり気味だったのに急に活気が出て)じゃあ教えて良かったってんですか!?!」

「誰が教えて良いって言いましたかーー;」

「言ってるじゃないですか!」

「言ってません!」

「言ってます!」

「言って・ま・せ・ん!」

「警察は秘密厳守しなくちゃいけないんですよ!あなたは教えて良いって思っても、すべての人が教えて良いって思っているわけじゃないんですよ!」

「ア・タ・リ・マ・エです。
私が言ってるのは、どうして『ボクも聞いていない』なんですか?ってことです。今言ったように『知っていますが警察は秘密厳守しないといけないので言えません』と言うべきでしょ!」


「じゃあ名前教えて良いんですか!住所教えて良いんですか!名前教えただけでも色々調べようと思ったらわかっちゃうんですよ!」

「名前教えて良いなんて言っていませんってば。」

「ボクはね~あなたを守ってやったんですよ!初めてですよ!名前言わなかったからって責められるなんて!だからボクは怒ってるんですよ!」


「(私は不覚にも涙が出ました)ねえねえ、刑事さん。どうして私が怒られなくちゃいけないんですか?」

「沈黙」


「・・・警察は秘密厳守なんですよ・・・。」

「・・・当たり前です・・・。」



というような不毛な会話のあと、

交番の巡査の発言や態度(「見回り強化の指令なんかきていない」「異常者捕まえても犯罪にならない」など)を話し、

「見回りすらしてくれてないんですか?」 

と問い詰めると

「してますよ~!この前も全部の交番にちゃんと伝えましたよ。そういう者にはちゃんと指導するので言ってください。」

と言うが、交番の巡査の発言にそんなに驚いた風でもない。

「今日だって子供がいなくなってるんですよ!それに手が要るのにこっちに来てあげたじゃないですか!」

「・・・あの~つまり、子供がいなくなったほうが重要で、猫の虐待は重要ではないと?」

「またすぐそんな事を言う~。
捜査だって去年からちゃんとやってるんですよ!でも情報がまったくないんです!」


「え?情報がないんですか?」

「そうですよ!通報がまったくないんですから!」

「そりゃあ・・・地元の人はこの事件をあまり知りませんものねえ・・・。」

「いえ!知ってますよ!みーんな知っています!」

「いえ、知りませんよ・・・。」

「知ってます!毎日のように警察にものすごい数の電話があるんですから!」

「・・・ものすごいって・・・どれくらいですか?」

「たくさんですよ。」

「だからどれくらい?」

「・・・それは・・・私だけが電話を取るのではないから言えません。」

「じゃあ刑事さんが取っただけではどれくらいですか?」

「・・・5件ですかね。」

「それ、ものすごい!って数じゃないでしょう(笑)」

「いえ、普通こんな電話は入らないんだから、5件あればみんな知ってるって事ですよ!」

私は内心、
「それは私達が呼びかけているからしてくれている人達なんだよ・・・。」と思いましたが言わず、

「知っていてもね、警察に通報しなくちゃ!とか届出しなくちゃ!とかまで思う人は少ないですよ。そういうやり方がわからない人も多いですし。
聞き込みもしないで情報が入らないから捜査できないなんて、それじゃあ何もしていないってことですよね?」


「だから!聞き込みなんてそうそうできないんです!」

「どうしてですか?人間に被害が出るかもしれないのに?
この辺では最近窓ガラス割られたり車に粉をかけられたりってあるそうじゃないですか?」


「ああ、それは知っていますよ」

「知ってるんですか?」

「ええ、聞いていますよ。」

「だったらその犯人とこの犯人が同じかもしれないとか、そういう発想はないんですか?」

「どうしてですか?」

「いや、この事件はですね、単に猫が嫌いで残忍な人がやっているというより異常者な可能性が高いと思うんですよね。」

「そうでしょうね。」

「普通の猫嫌いなら、ニュースで流れたら青くなってやめますから。やめないって事はもう単なる猫嫌いではないんですよ。」

「はぁ、だから?」

「だから、ちょっと聞き込みでも一軒ずつやれば少しは情報が入るんじゃないんですか?」

「警察が一軒一軒訊ねるなんてしたら、嫌がる人がいるんです!」

「嫌がられるとか何とかは関係ないでしょう?事件の捜査なんだから!」

「はぁ~・・・(タメイキ)」


そこでため息か?と私も思わずチッ!と舌打ちしてしまいましたが。

「すみません、思わず舌打ちしちゃったけど、刑事さんもきっと私にチッて思ってると思うんですけどね、お互い。」

「思ってますよ!正直チッ!と思ってますよ!」

「まあ、でも私はずけずけ言いますが、私達にとってはオマワリサンと言うのは困った時に助けてくれるはずの存在なわけです。頼れるのはオマワリサンだけなんですから。みんな頼りにしてるんですよ。」

「わかっていますよ・・・。」

二人とも少し疲れてしばし沈黙・・。・

別れ際、
「警察にも色々事情があるんですよ。もう子供を捜しに行っても良いですか!?」

私は、
「刑事さんはどうして刑事になろうと思ったんですかね~。正義感ってもうひとかけらもないんですかね~」
と言いたいのを我慢して、

「わかっていますよ、私だって働いたことありますし、言いたいことややりたい事通りに行かないってくらい。どうぞどうぞ!子供を捜しに行ってあげてください!」

と労いましたが、ついでに

「刑事さんも警察に入って戸惑う事がさぞ多かったでしょうね!」

と言って別れました。






直接接してみて、玉川署の担当刑事や最寄巡査が、猫の虐待事件を軽く思っている・・・これはもう明らかなのです。
表面だけ取り繕って適当に交わし交わししていたら、そのうち私達も諦めるだろうとでも思っていそうです。



あれから、ボランティアが倒れそうになりながら連日張り込んで無事に茶白ちゃん、三毛ちゃん、白ちゃんを保護。
あとまだ目撃されているグレーっぽい子は未保護です。

昨日は4度目の報道がありました。
これでもまだ警察はやる気になってくれないのでしょうか。
人間に被害が出ないとだめなんでしょうか。


関連ブログ
AWA:なまはげさんの活動ブログ


リリアさんのブログ


白玉さんのブログ






本日TBSお昼のワイドショー昼ナビでも報道されます(大体12時くらい)






*******************************


◆特に読んで欲しい日記◆

ねこひと会
里親募集中の子達
一時預かり、搬送協力急募です!

にほんブログ村 猫ブログ 猫 ボランティア・保護活動へ にほんブログ村 猫ブログ 猫 里親募集へ
by yukimomoko | 2010-05-06 08:02 | 【世田谷猫連続虐待事件】未解決