ゆきももこの猫夢日記

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柿太の解剖をします

2010年11月02日15:29  ミクシィ日記より

柿太は、3週齢でうちに来た時からずっと下痢が治らず体も小さいままで、先週は下痢と嘔吐で脱水になって静脈点滴を入れてもらったりと色々ありましたが、可愛く元気に育っていました。

駆虫をかけるタイミングをみていたのですが、今週に入りだいぶ安定してきたので、そろそろ大丈夫かと投与することにしました。

でもまだ体重が500未満だったので、適量がわからず、金曜日に病院で体重を計ってもらい、ドロンタールを投与してもらいました。

そちらの先生の判断で一泊入院したのですが、次の日の夕方帰ってきた時には、別猫のように元気消失していたので心配でしたが、ゴハンはよく食べました。

次の日は、朝も昼もよく食べたので、不安ながらも一応安心していたのですが、その夜から腹部の緊満と痛みで苦しみだし、夜間病院に行きましたが特に処置なしで帰り、朝、駆虫剤を投与してもらった病院に行きそのまま入院。

けれど、お腹の苦しいのは何もしてもらえず、風邪の治療で解熱剤やインターフェロン等をしていたらしいです。
呼ばれて迎えに行った時、柿太は酸素も何もしてもらっていませんでした。

そして、見ている目の前で危篤になり、そのままあっけなく亡くなりました。
昨日の20時半前くらいの事です。

最期の病院では、死因はマンソンなどの虫が大量にいたからだ、という言い方をされましたが、生後3週未満で保護された柿太に、マンソンがいるとは思えません。
マンソン裂頭条虫は、母子感染はなく、蛇や蛙を食べる事により感染。専用の駆虫剤はドロンタールと同じ成分ですが、使用量はドロンタールの6~8倍。)

仮にいたとしても、虫で亡くなる場合は重度の貧血や、下痢の対応が適切でなかった場合の脱水や低血糖なのでは?と思うし、また、ドロンタールをかける前は元気で、ドロンタール投与後に「虫が多かったから死んだ」、というのはどうしても腑に落ちません。

最期の病院は、ドロンタールを投与した日には「マンソンがいたけど大丈夫、ドロンタールで落ちるから。」と説明していましたが、
夜間病院に行った翌朝(亡くなった日)受診→入院してからは「熱があったから風邪だ。だから元気がないんだ。」と言い、風邪の治療をしていました。

夕方呼ばれて、目の前でみるみる危篤になった柿太と私の前で、まだちゃんと臨終していないのに「子猫にあんなに虫がいたら大変なことになる。」「もっと早く駆虫しないと。」「子猫は急変するから、こんな呼吸状態になったらもう厳しい。」と、今更のようなことを話し続け、おかげで柿太の呼吸停止がいつだったか、私は見てあげられませんでした。

最初からこちらの話をちゃんと聞いてもらえていたという気が全然しなかったし、
「呼吸状態は来た時から悪かった」と言いながら、苦しんでいた柿太に、酸素一つしてくれていなかったのを見て、強い不信感を持ちました。

一方、本当に駆虫剤が遅かったのか?みんな私の判断ミスなのか?私が預からなければ生きられたのでは?と自責の思いもあります。

けれど、こういう不審な死に方をさせて、原因がわからないまま、ただ泣いたり怒ったりしているだけでは、今後また同じ過ちを繰り返さないとも限りません。

辛い思いをして、今やっと安らかに眠っている柿太を切り刻むのは酷いと思う方もいるかもしれませんが、私はノムちゃんの時も本当は解剖すべきだと思っていたのに、悲しすぎて、とうとう出来なかったのです。それが、全国の同じ病気で苦しんでいる子や飼い主さんに申し訳なかったと、今でも悔やんでいるのです。

かかりつけの先生にお願いすると、解剖を快く引き受けてくれましたので、私も立ち会って、胃と腸の中、できれば肺も開けてもらい、「虫」または異物が詰まっているのかどうか、他に死因になるような事がないかどうか、よく見てきます。

うちの先生は、小さな動物の手術もよくされていて、手先も器用なので、柿太ンを綺麗に調べて、後も綺麗にしてくれると思います。

もし本当にマンソンなら、黒チビの桃たんのお腹にもいるわけだし(最期の病院では、桃にもたくさんマンソンが出たという話。)駆虫を慎重にかけてあげなくてはいけません。
先に里親さんのところに行っている栗子ちゃんにもお知らせしなくてはいけません。
また、その感染経路が謎になるので、通常では「ない」と言われている、母子感染も視野に入れなくてはいけません。

今、桃タンは元気に遊びまくっています。
柿タンも金曜日の病院前まではそうだったのにと思うと、残念でたまりません。
柿タンは、ぎりぎり臨終に間に合って、手の中で看取れた事だけまだ良かったのだと自分に言い聞かせています。


15時半からだから、もう始まります。
解剖の結果はまたご報告します。


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by yukimomoko | 2010-11-02 15:29 | 猫の健康・猫との暮らし