ぷーちゃんの急死から1ヶ月です。
検査中の出血による失血死で、施術した医師も「自分のミスです、すみません・・・」と認めたのですが、お金は15万請求され、私は素直に払いました。
高いですよね。内訳見たら、CTが10万以上かかってて、あとは普通の値段。
急変してからの救命措置の分は入っていないようでした。
元々、予定では20万以上かかるかもと言われていました。
猫一匹に20万なんてかなりキツイのですが、せっかく近くに【日本一】の高度医療を受けられる病院があるのだから、と思ってあの病院を選んだのですが、あんなことになろうとは。。。
もしかしたら「失敗したくせに払えなんておかしい!絶対に払わない!」と言えば払わなくて済んだのかもしれません。
でも、ミスを認めて泣いて謝ってくれた先生。
私はその心情がなんとなくわかるし、怒る気にはなれなかったのです。
もっと言えば、ごねて騒ぐことで、ぷーちゃんの存在していたことに【ケチ】がつきそうな気がしたのです。
でも15万あったら、15匹の♀手術できたな、5万ずつ3人のボラ友にカンパできたな、3万ずつだと5人にカンパできたな、1万ずつだと15人に・・・と考えると、勿体無かったな、馬鹿だったなと思うのですが。。。
それより自分の反省として。
どのみち、ぷーちゃんは癌でしたから、もっと冷静になっていれば良かったのだと思います。
CTで見たら顔の骨がだいぶ溶けていて、そのことから考えると癌に間違いないのだし、今後もどんどん溶けていくので顔も崩れていくだろう、麻痺も進んで食事はおろか呼吸もできなくなってくるだろう、とわかりました。
だから、その時点で、「ありがとうございました。もうこれ以上は良いです。」と言ってぷーと一緒に帰ってくれば良かったんです。
癌かどうかを調べに行ったのであって、無理な延命のために行ったのではなかったのだから、CTで癌とわかったなら、さらに細胞診までする必要もなかったのです。
でもその時は気が動転していて、胃ろうチューブまで入れてもらって、癌の細胞診までお願いしてしまいました。
それでそのまま、生きているぷーちゃんとはさようならになってしまいました。
あの時死ななかったら、今頃すごく大変なことになっていたと思う。
ぷーちゃんにとってはどっちが良かったのか。。。
ぷーのために、高度医療センターで15万、それ前にかかりつけで6万くらい。
それくらいぷーのために使ったって良いわ・・・。
私にとっては診断のためだけに20万かけても良いくらい、それくらい大事なぷーだったんですよ。
それを、あの先生に知ってもらって、二度と失敗しないでくれればそれで良い。
それともぷーのために抗議するほうが飼い主の務めだったのでしょうか?
私にはよくわかりません。
「なんでこんなことになっちゃったんだろうね、ぷーちゃん。」
って、その言葉ばかりが浮かびます。
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