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ゆきももこの猫夢日記

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凛ちゃんおやすみなさい

昨日は凛ちゃんの1ヵ月目の月命日でした。

凛ちゃんというのは、私のボランティア生活初めの頃、たしか2年目の保護猫ちゃんです。
訃報が届いたのは、亡くなった日の夕方でした。

「元気です」という年賀状を出した後に、急に具合が悪くなり、色々治療してもらいましたが、だめだったそうです。
その年賀状は年明けにちゃんと届きました。
年賀状にはもっと詳しく状況が書かれていて、亡くなる2週間ほど前から闘病していたようでした。
これからも凛ちゃんを大事にしていきますとあり、また泣けてしまいました。
状態がかなり悪かったらしいのですが、里親さんは元気になると信じていたのでしょう。


凛ちゃんは、当時住んでいた町の、メイン商店街でTNRをした時の保護猫でした。
床屋の裏のお婆さんが増やした茶系の一族で、このお婆さんが無責任餌やり、だけでなく、不妊手術反対、耳カットも反対という真正迷惑餌やりだったので、捕獲は難儀しました。

数匹いた大人の猫達は手術してリリースしましたが、子猫達は栄養状態が悪く、1匹は床屋の裏とそのお婆さんの家の間の、じめじめした汚い地面の上でぼろ切れのように死んでいました。

当時まだそんなにキャパもなかった私でしたが、手のひらに乗るような子猫のその死体を見てとても耐えられなくなり、同時期らしい3匹の子猫達を保護。
みんなそっくりな茶白系でした。

風邪で目鼻はぐちゃぐちゃ、がりがりに痩せていましたが、みんな人懐こい子達で
うんと元気に育つようにと仮名を元気1、2、3と付けました。

2と3は後で女の子とわかり、床屋の裏だからトコちゃん、チビトコちゃんという仮名に変更。

元気くん1は、入院した動物病院の看護婦さんが里親になってくれました。

トコちゃん、チビトコちゃんは大岡山のご夫婦に二匹でもらってもらいました。

凛ちゃんは、その後少し遅れて保護した、4番目の元気くんでした。

同時期の保護猫達の中でも、おっとりして気立てが良く、ちょっとへなちょこの甘えん坊さんで、愛しかったです。

保護時期が遅れた為に、元気4君の里親さんはなかなか決まらないまま月日が経ち、12月になりました。

この年の12月、私の経験不足で大変な事が起きました。
元気4君より小さい子猫達が、パルボという怖い伝染病でバタバタと死んだのです。

パルボは、それはそれは恐ろしい病気で、昨日無邪気に遊んでいた子猫が今日はなんだか少し大人しいなと思ったら、翌日にはもがき苦しんであっという間に死ぬような病気です。

泣く暇もなく部屋中ハイター消毒し、リネン類や子猫のおもちゃなどは全て焼却。
地獄のような経験でした。

元気4君も他の保護猫達も、3種ワクチンを打っていたのでパルボは大丈夫のはずでしたが、
パルボのあまりの恐ろしさに、私は万が一を考えて、急いで里親を探さなくてはと思いました。

そんな時に、エイズキャリアのダイちゃんコウちゃんと、そして元気4君にも、
奇跡のようにご縁が来たのです。

天の助けとばかりに、無理なスケジュールを組んで、急いでダイちゃんコウちゃんと同じ日に、凛ちゃんもお届け。

年末の、ちょうど同じ頃だったのです。

お届けの時、里親さんのお家で怯えて固まっている凛ちゃんを見て、
たしか中学生くらいだったおとなしそうな娘さんが

“たまらない…”

という表情で「可愛い…」と呟いてくれたのがとても嬉しかったです。

元気4君、きっとこのお家の末っ子として可愛がってもらえるだろう…と思いました。

それでも、この甘えん坊の子が最期はどんな風に亡くなるだろうか、大好きな家族に見守られて安心して旅立てるだろうか、寂しい思いをしたり苦しんだりしないだろうか、
私を親だと思っているのに、いきなりどうして知らないお家に置いて行くのだろうとさぞ驚くだろう、などと

考えただけで胸が張り裂けそうになり
帰りがけに、私は里親さんの前で大泣きしてしまいました。

里親さんは驚いて、「大事にします。心配しないで下さいね。」と一生懸命慰めて下さいました。

私は、あれから約250匹以上の子を里子に出してきましたが、今もどの子も出すのは辛いし、全ての里子ちゃんを想うと、幸せになったとわかっていても、相変わらず泣きそうになるのです。

元気4君は、凛ちゃんという可愛い名前をの付けてもらい、幸せになりました。

里親さんご家族は、約束した通り、凛ちゃんを大切に愛育して下さいました。

凛ちゃんは、最期はもしかしたら苦しんだかもしれません(命の終わりはどんな場合でも少なからず苦しむものです)
看取った里親さんはお辛かったと思います。
けれど凛ちゃんは、大好きなお母さんがそばにいてくれて、心は安らかだったと思います。

私は、もしまた里親さんご家族が猫を飼いたいという気持ちになったら、また私の里親になって欲しいと思います。

凛ちゃんの里親さんは、本当に素晴らしい里親さんでした。

凛ちゃん、また生まれ変わってお母さんやお姉ちゃんに会いにおいでね。

それまではゆっくりのんびりしていてね。


凛ちゃん、可愛い思い出をありがとう。
里親さん、本当にありがとうございました。




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by yukimomoko | 2014-01-28 15:14