ゆきももこの猫夢日記

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クニクニのおふざけ脱走劇

2013年04月25日17:16

クニクニの野郎が脱走しやがりましたーー;

本当にすみません。
いつも脱走に注意!と呼びかけているゆきももこですが、うちはけっこう脱走が多い家なのですーー;

一応、すでにクニクニは身柄確保いたしましたのでご安心ください。

クニクニというのは、こいつです。
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里親会から帰ってゴハン要求中のクニクニ(左)とジュンちゃん(右)

2011.年末の一斉保護の時に保護された被災猫で、基本はびびりのへなちょこ。
うちに来てから3~4ヵ月ほどは幻の猫と言われていましたが、今は一日中喋りながら走り回っているおふざけ野郎です。

12日深夜3時。
その夜私は、胃痛と腰痛がひどくて唸っていました。
そこで「そうだ、お灸をしよう」と思ったのが運のつき。
お灸をするために窓(網戸・ストッパー付)を少し開け、ソファーに寝てお灸を始めました。
ふと気が付くと、いつの間にかうとうとしていたらしく、お灸は完全に終わっていました。
「あーすっきりした」と起き上ってふと見ると、窓に猫らが集まっているのです。
瞬間、胸騒ぎがして「なになに?なんでみんな集まってるの?」と言いながらカーテンをめくると、ガビーン!ストッパーがぶっ壊されて網戸が開いてるでわないですか!! 
げー!やりおったか!ここ、しかし2階だぞ!?
もう、すっきりしたーどころじゃないっての!

窓の外を見ても猫の姿はなし。
急いで室内の猫の点呼をすると、うちの悪ガキのんのん(しかし、癌で余命一か月宣告されたTT)と、保護して7年も経つのに未だ触れないナナちゃん、そしてへなちょこ野郎のクニクニの姿がありません。

術後退院して甘えるのんのん♂
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ナナちゃん これでも女の子よ?文句ある?のナナちゃん
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たぶん、ストッパーを壊すなんてのんのんの仕業で、便乗してナナちゃんとクニクニまで出て行ってしまったのです。
破壊活動中、起きていたらもちろんその音で気が付いたはずですが、寝落ちしていた私はまったく気が付きませんでした。

のんのんはともかく、ナナちゃんとクニクニか~><
これは難儀するぞ><;

半・家庭内野良ナナちゃんは、超絶警戒心の持ち主で、捕獲器には絶対に入らない子。
クニクニは、へなちょこなのでやはり捕獲器に入る気がしない…。

しかし、ものすごく運が良いことに、玄関に降りるとナナちゃんがいて、食欲増進剤入りのゴハンを食べさせることが出来ました。

上から見たナナちゃん
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30分後に捕獲器でナナちゃん身柄確保。

のんのんは、ツワモノなので普段なら心配なにのですが、何しろ大きな癌の摘出術を先月受けたばかりで、余命宣告だとあと1週間(でも滅茶苦茶元気なんですが)
手術の剃毛跡がまだ毛が生えていないし、2階から飛び降りて怪我をしていないかとても心配~TT

と、思っていたらほどなくのんのんが隣家とそのお隣の間から出てきて。私を見てまた逃げようとしたので、むずと捕まえ、無事身柄確保。

どこも怪我していないどころか、癌で余命1週間なのに元気マンマンでした^^;

どや顔ののんのん
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朝5時頃気が付いて、8時までに無事2匹をゲット。

しかし、クニクニのほうはまったく気配もありません。
鈴付き首輪をしていますが、耳を澄ませどチリンとも音がしません。

その日の夜にポスターを貼って回って、ご近所に声かけ。
すると、一本裏の通りのお家から、「庭に猫ちゃんいるよ」と連絡が。

飛んで行くと、いましたーー;
よそ様の庭の隅の植え込みに、怯えきって身を潜めていました。
自分から出ていったくせに何怖がってんだか…ーー;

そして、猫という奴はみんなそうですが、クニクニも私を一目見たら、ダッシュで遁走。
その隣の家の裏に逃げ込み、次はまた私の家の通りに出て行ってしまいました。

うちの前に、ほぼ廃屋のような家があるのですが、追いかけて見回すと、クニクニの下半身がその廃屋の床下に入っていくのを目撃。

日記のタイトル、タイトルだけ見て緊急と間違われないように「おふざけ」と書きましたが、この時の私はもう、不安で心臓が破裂しそうになっていました。

あんな狭いところに~!パニくって無理やり入って、出れなくなってしまったらどうしよう~TT 
クニクニが目の前の手の届かないところで干からびてしまう~TT

と、不安で不安でたまりませんでした。

でも、私の心配をよそに、夕方になったらまた朝と同じおうちから
「今また庭に来てるよ!」とーー;

しかも、そこのお父さんにけっこうイイ感じで近寄って、オヤツももらったそうですーー;

「少しずつオヤツあげて、引き止めててください!絶対に捕まえようとしないでください!」と言って、捕獲器用意して飛んでいき
捕獲器を設置させてもらいました。

徹夜でクニクニとの根競べです。

けれど、結局朝まで捕獲器には入らず、クニクニの姿もまた見失ってしまいました。

奴はヘナチョコだし、私に懐いているから(見たら逃げるけど)、必ず側にいるはず。

そう踏んで自宅に入り窓から監視体制。

そして。。。

結局、クニクニは裏口から自分で入ってきました。
もちろん、裏口を少し開け、マタタビと鰹節(クニクニの大好物)を振りまき、裏から入った廊下に鰹節てんこ盛りのお皿を置くという「仕掛け」をしたから入ってきたのですけど。

私はトイレに潜んで、クニクニが入ってくるところ、マタタビにゴロゴロしているところ、鰹節を食べてさらに奥まで入ってきたところ、など一部始終をドアの隙間から見ていました。
そして、確実に室内に入ったところでトイレからそっと出て裏口を閉め、無事クニクニの身柄確保。

速攻でシャワーの刑に処されたクニクニ
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心配しましたが、少し手足が汚れていただけで、怪我もありませんでした。

一段落して、甘えまくるクニクニーー;
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身柄ゲットするまでは生きた心地がしなかったです。
いやはや、本当に脱走だけは勘弁してほしい。

そして今日のクニクニ
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脱走以来、いっそう甘えん坊になりました。
ほんと、おバカですーー;




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by yukimomoko | 2013-04-25 17:16 | ねこひと会の保護猫達