2014年05月12日22:58
それにしても、前のオモテナシやキャンディーズ、ウグイス&キナコもそうでしたが、ここまで育つまではお母さんのオッパイを飲んでいたわけで、その母猫はいきなり子猫を取り上げられて、どんな気持ちでいることでしょう。
私はいつも、以前にご紹介したことのある
「ネコママとちび達」という絵本を思い出します。
この絵本では、取り上げられた子猫達ははっきりとした描写こそありませんが、殺処分されてしまいます。
最初にこの絵本を読んだ時、私はしばらくの間、思い出すたびに号泣していました。
あれから何年か経ち、ほんの少しではありますが、助けられる命も増えてきました。
当時、乳飲み子はボランティアへの譲渡対象ではなかったのが、今はボランティアが引き出せるようになったというのももちろん大きいのですが、
今でも年間何千何万という数があ殺処分され、そのうちの大半が乳飲み子なのです。望まれずに生まれる数が多いと、どんなにボランティアががんばってもすべてを救うことはできませんが、数が少なければすべて救えるかもしれません。
殺処分や不幸な野良猫を無くすには、繁殖させないことが最善策なのです。
でも、ボランティアが死に物狂いでTNR(不妊手術をして元の場所で一代限りの命を全うさせる活動)をしていても、都で収容させる乳飲み子の数はここ数年で横這いです。
これは、ボランティアだけでは手の届かないところに猫達がいるからなのです。
情報が入らない、自称猫好きの無責任な餌やりが情報を渡さない、
他にもいろいろありますね。
私が最近思うのは、もし、ネコママとちびたちに出てきた人のような、自宅の敷地で子猫が産まれて困るからと行政に処分を依頼している人達が、母猫の不妊手術に協力してくれたら・・・
愛護センターで引き取り依頼があった時に、ボイランティアの活動の紹介と不妊手術のすすめをしてくれれば。。。
どうして飼い主でもないのにそんなことをやらなきゃいけないんだ!?こっちは迷惑しているのになんでお金を出してまでそんな事しなきゃいけないの?
と思うのが一般的には普通だと思いますが、
逆に言えばそういう発想がまったくないのだから、打診すればその気になってくれる方もいるのではないでしょうか。
10件の引き取り要請があって、そのうちの1件でもその気になってくれれば、次のシーズンからは少なくともその母猫からは子猫は産まれませんから。
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