ゆきももこの猫夢日記

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高齢の餌やりさん

2015年12月18日20:30
昨日はボラ友の手伝いでO町のTNR。
ターゲットは、3匹の春の子猫とその母猫。
依頼者は餌やりしている老夫婦。

猫達は老夫婦に馴れ馴れなので、ケージで捕る方法を教え、私とボラ友は離れたところで待機。

子猫達まではスムースに捕れましたが、母猫は逃げてしまったので、捕獲器の使い方を教えて貸し出し。

夕方捕まえた子猫達は、一晩家に置いて翌日(今日)のAMに病院搬送。
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午後に手術され、2泊させてもらってからリリースします。

ご夫婦は、捕まえられた子達を車に乗せた後もずっと「みーちゃん、ごめんね、怖くないよ、怖くないよ」と心配していました。
外で餌をあげているだけの猫でも、このご夫婦にとっては大事な存在なのです。

お年寄りが野良猫に餌やりをしている事はとても多く、
その場合、不妊手術したくても自分で捕まえたり病院に運んだりが出来ない方も多いので、無責任とか意識が低いとか一概には言えません。

声をかけたら責任逃れしたり、餌やりの途中放棄したり、手術したがらないような人と比べたら(比べるのも失礼ですが)、手術したくてわざわざボランティアに依頼してくれるのですから、よほど常識人だと思います。

それに、餌付けされているからこそ、私達も時間をかけずに確実に捕獲出来るのです。

とはいえ、いくら可愛がっていても外での暮らしは死と隣り合わせですから、
リリースした直後に死んでしまうかもしれません。

そんなに可愛いなら室内で飼え!という意見もあるでしょうし、私自身も室内で飼って欲しいのは山々ですが、
高齢の人が若い猫を、しかも4匹も室内で世話するというのも、違う意味で危うく怖いので、家に入れろとは簡単に言えません。

少しでも関わった猫達のこれからを考えると切なくなってしまいますが、
私達ボランティアは、保護出来る数が限られている以上、外の猫が増えないようにこうした活動を地道にしていくしかありません。

手術すれば、これ以上は増えません。
あとは、老夫婦も猫達も、元気でがんばってくれますように。。。


こうして、TNRされた猫達は、外で何とか生を全うしていくわけです。



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by yukimomoko | 2015-12-18 20:30 | 猫活動・日本の愛護事情