里親の申し込みをする前に、こちらのページを必ずお読みください。猫の里親さんを決めるのは簡単な事ではありません。
保護主は、大事な保護猫を、悪質な虐待者や無責任な飼い主に譲渡してしまわないようにしなくてはいけませんが、
それだけでなく、善良でも浅い考えで猫を欲しがる人には、真剣に猫を飼うということを考えてもらわなくてはいけません。
その為には、譲渡に至るまで色々な確認をさせていただく必要があります。
里親希望の方は、動物の飼育経験、飼育環境、生き物に対する気持ちのあり方などをお聞かせください。
先着順ではなく、「この方ならば大事にして下さる」という方に里親さんになって欲しいと考えています。
こうした手順は面倒臭い、不愉快だ、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、猫に限らず、生き物を安易に手に入れようとすることが、今の日本のペット問題の根源であり、そもそも間違っているということを知って欲しいのです。
この考え方が広まらないと、人間の犠牲になり遺棄されたり殺処分されたりする動物は減らないのです。
そうした信念の元でねこひと会はこの活動をしています。
譲渡の際には契約書に署名捺印もしていただきますし、譲渡後も写真付きの近況報告などがあり、里親さんには何かとご負担やご面倒をおかけすることが多いと思います。
これは、現法では物扱いでしかない動物達を守るために、どうしても必要なことなのです。
里親さんには以上をご理解・ご協力いただき、保護猫を迎える決心をして頂けましたら嬉しく思います。
ねこひと会は、猫も里親さんも保護主も、すべてが幸せになれるような譲渡を目指しています。
参考記事
【初めて完全室内飼いで猫と暮らす方へ】 【猫との暮らし・初めての子と2番目の子】【ネコノミクス?猫ブームに穏やかではいられない】