ゆきももこの猫夢日記

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くす玉ちゃん急変の一部始終

2016年05月20日23:45
昨日の夕方から急変したくす玉ちゃんは、何とか大丈夫です。

詳細はこうです。
12時。お昼のゴハン介助。元気にたくさん食べる。30分ほど元気に遊ぶ。
12時半。ケージに戻し私は下の小熊部屋へ。
13時。そのまま2階には上がらず外出。
スーパーやホームセンター回って里親さん宅に寄って、16時帰宅。

最初に2階に上がり、乳飲み子達のケージを覗く。

すると、トイレの中でくす玉ちゃんが倒れていました。
最初はトイレの中で寝ていると思いましたが、目がぼんやり開いていて、口回りには砂がたくさんついていました。
おかしいな?と思って手に取ると、意識はありますがクタッとして動こうとしません。

私が体を掴んだらピキー!と、泣き叫び、少しじたばたしました。

ケージの中で足でもくじいたか?足を色々触りましたが、異常ないようです。
お腹?とお腹を触ると鳴きます。
そして、私の手の平に乗ったままの状態で大量に排便。

取り合えず、ミルク飲もうとするかどうか、哺乳瓶を口に近づけると、乳首に食いついて食い縛るのです。
そして、私が触るとのけ反るように飛び上がろうとします。

最初は私のいない間に怪我でもしたのか?と思いましたが、これは、例の排便後のショックに間違いない。。。トイレで力んでいて血圧が下がったに違いない。。。と思いました。

あーもう!なんでいつもこういう時、かかりつけが休診かな!

まだその時は少し意識があったので、ゆっくり体を擦ったり温めたりしてましたが、だんだん意識が落ちて、そのうち完全に意識がなくなりました。
くす玉ちゃん急変の一部始終_e0144012_22282044.jpeg

起きているように見えますが、全く意識がありません。
くす玉ちゃん急変の一部始終_e0144012_22304483.jpeg


その時18時。
夜間病院が開くのが20時。
それまで大丈夫かなと思いながら、私も外出から帰宅したままだったので、気にしつつ他の猫の世話。

19時半、最後のゴハン介助から7時間以上経ち、これから夜間病院でもしばらくあげられないだろうと思ったので、シリンジでミルクを何とか飲ませようとしましたが、意識がまったくなかったので断念。
そこで、チューブ入れることにしたのですが、それがまずかった。後で思えば、そこまで小さい子ではないのだから、半日でも丸一日でも、ミルクあげなくても良かったのです。
それよりも誤嚥させて肺炎を起こしたら命取りになるというのに、その時は適切な判断が出来なくて、とにかくミルク入れなくちゃ…としか考えませんでした。

意識がまったくないと、チューブはむしろ入れやすいのですが、くす玉ちゃんにはなかなかチューブが入らず、私は何度もチューブを入れたり出したりしました。

そして、やっと胃にチューブが入ったので、やれやれと思いミルクを少しずつ入れました。
0.5くらい入れた時にハッ!と気づくと、呼吸が止まっていたのです。

「ちょっと!だめだよ!!!」と私は慌ててチューブを抜きました。それも、良くなかったのです。
たぶん、抜くときに入れかけていたミルクが気道に入りました。

その時ちょうど、夜間病院が開いたので文字通り飛んで行きました。

あーもう!バカだった!油断した!いい気になってた!
ごめん!くす玉ちゃん、死なないで!!

事故らないように事故らないように事故らないように!と言いながらどきどきしながら車を飛ばして、
夜間病院に着いた時、くす玉ちゃんは呼吸停止、でも心臓は動いてました。

「先生!まだ心停止してません!」と言いながら駆け込んで渡すと、先生は「そう!」と急いで受け取って処置してくれました。

案の定、気管の手前のほうにミルクがだいぶ入っていて、それは吸引で取れました。

意識は戻りません。
が、呼吸は自発呼吸が戻りました。
くす玉ちゃん急変の一部始終_e0144012_22332632.jpg

「先生、こんな状態ですけど、しばらくすると意識は戻ると思うんです。ウンチの後のショックだと思います。今まで数匹経験しましたが、全く同じ症状です。」

すると先生は、ふーん…迷走神経の刺激かな…と言いながら、取り合えず点滴入れて酸素室に入れるね、夜中も出来るだけ看るね、と言って預かってくれました。

「先生~私がチューブなんか時間かけて入れてたから呼吸止まっちゃったんです…しかも慌てて抜いたからミルク誤嚥させちゃって…迷走のだけならすぐ意識戻るはずなんです…な、何とか助けてください(T人T)」
と泣きつくと、先生は、
「レントゲンで(ミルクは)さほど肺のほうに入ってないから大丈夫だよ」と言ってくれました。

それはほっとしましたが、小さな子なので何が起きるかわかりません。
帰宅して猫達の世話をしながらも、心配でおちおちできませんでした。

深夜1時、病院からTEL。
どきーん!としてわなわな震えながらTELに出ると、先生から「あ、意識が戻りましたよ。さっき急に戻って、もう歩いてます。」

ううう、良かった(T^T)
先生様ー!ありがとうございます(T人T)

それにしても、この意識の戻り方も、やっぱりいつもと同じ。やっぱり排便後のショックに間違いない。
これは、繰り返すこともありますが(→まりもーズ介護日記)乗り越えれば大丈夫!もう、ひと安心!

ところが、一安心して朝迎えに行くと、先生が暗い表情で「実は、。。」と言うので、またどきーん!

朝方にはケージ越しに突進してくるくらい元気になったんだよね、、それが、ミルクを飲ませていたら急に激しくむせてしまって、、それからちょっとぐったりしてます、すみません…と。

がーん!せっかく元気になったのに、今度は先生が誤嚥させてしまったですと?

でも、それはたぶん、私が下手くそなチューブの出し入れをしたせいで、少し食道が傷ついていたせいかもしれません。

試しにその場で私も授乳してみましたが、最初はちゅちゅちゅ!と勢いよく飲んで、すぐにゴボゴボッとむせてしまいます。

「あ、これでは家で看れないですよね。酸素あったほうが良いですよね。」と聞くと、
「今の状態がずっと酸素室に入れなくてはいけないほど悪いわけではないけど、もし急変したら酸素あったほうが安心ですよね。」と言うので、私もすっかり自信を無くしていたし疲れていたし、無理せずそのままかかりつけに預けてきました。

かかりつけで撮ったレントゲンは、肺のほうにもけっこうミルクが入ってしまっていて、くす玉ちゃんも覇気がなく、
あんまり良い状態ではないかも。。。と言われてしまいました。
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また家で猫の世話をしながら心配で自分が倒れそう(T^T)

ちまきちゃん、たんご君は元気です。
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夜また会ってきましたが、くす玉ちゃんは意識は完全に戻ってて、覇気もあり、食欲も出てました。
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ただ、少し飲むと気管の辺りがぞろぞろ鳴って、飲み込みが悪くて、先生がチューブ入れてもなかなか入らないし、飲ませるのも怖々なので栄養分が十分に捕れません。

せっかく寝ずの育児で大きくしたのに、自分のせいでこんな事に。。。
くす玉ちゃん、しばらく痩せてしまうだろうけど、乗り越えて早く元気になって(;人;)

子猫の育児に馴れてるつもりでいい気になってました。慢心してました。判断も間違ってました。
猛反省しています。

神様お願いいたします(;人;)


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by yukimomoko | 2016-05-20 23:45